【試合レポート】フットサル日本女子代表 vs 東京都選抜 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】フットサル日本女子代表 vs 東京都選抜

2009年10月24日 22:40

フットサル日本女子代表 2-1 東京都選抜

得点者:前半7番高橋選手(日本)、5番藤田選手(日本)、後半14番小野選手(東京)

 

 日本代表先発メンバーはGK12番本多選手(浦安)、2番宮川選手(峰)、5番藤田選手(府中)、6番宇津木選手(FUN)、14番吉川選手(浦安)の5選手。対 する東京都選抜はGK1番森選手(町田)、4番賀川選手(FUN)、9番四宮選手(FUN)、14番小野選手(FUN)、15番小出選手(FUN)とフィールドプレイ ヤーをFUN所属の4選手で固めてきた。立ち上がりはコンビネーションに勝る東京都選抜がチャンスを作り出しベンチと共に盛り上がる。一方の日本女子代表 は5番藤田選手をフィクソにしてアラに位置する2番宮川選手、6番宇津木選手とパス交換をしてリズムを作ろうとする。少し押し込まれ気味だった日本女子代表も5 分過ぎ辺りから徐々に効果的なパスが繋がり始める。中盤、東京都選抜はカウンター主体でサイドでドリブル突破しシュートまで持ち込む。勢いがあるように見 えていたのは東京都選抜だったが、日本女子代表5番藤田選手のトゥーキック気味のシュートがクロスバーを直撃し会場がどよめいた後に先制点は生まれた。前半 12分こぼれ球を7番高橋選手(FUN)がペナルティエリア外から豪快に振りぬいてゴールネットを揺らした。2点目もコーナー付近でボールキープしていた東 京都選抜がボールをつつかれペナルティマーク付近に。そのボールを?藤田選手がシュートし追加点。いずれもクリアミスやボールキープからのこぼれ球という 事で東京都選抜としては悔やまれる失点だった。

 全体的に日本女子代表は攻撃面ではあまり無理なパスを出さずしっかりとボールをキープし守備 面では日本女子代表監督の中村監督が時折前からのプレスを指示しアグレッシブに前プレを行っていた。前半を通じて目に留まったのは日本女子代表8番井野選手 (arco)。体の入れ方や足裏でのボールの扱いなど非凡な才能を持っており、もっともっと勝負しても良いのではと思う選手だった。

 

 後半も前半同様の戦い方を継続。東京都選抜は引いた形からカウンターで日本女子代表は前からプレスをかけてボールを奪ってからは大事に繋いで攻撃の糸口を見 出そうとしていた。後半も中盤に差し掛かったあたりから日本女子代表はやや引き気味に守備ラインを引きはじめた。落ち着いてボールを回し始めた東京都選抜 はサイの形で?小野選手がアラの位置からペナルティエリア付近に侵入。守備の受け渡しの瞬間にフィクソがやや浮き球のパスを供給。ディフェンスが寄せきる 前に絶妙なトラップで反転し右足一閃、ボールはゴールに突き刺さった。俄然盛り上がる東京都選抜は勢いに乗ってFUNのメンバーを中心に攻撃に転ずるが日 本女子代表も後半から登場のGK1番神原(高知JFC)を中心に踏みとどまる。反対に前がかりになる東京都選抜に対して日本女子代表はパラレラやピヴォ当てを 多用して前線にボールを供給。怒涛の攻撃も後半からゴールマウスを守る12番手塚選手(FUN)がファインセーブを見せて追加点を許さない。40m×20mの 広いピッチで激しく体と意地をぶつけ合った試合はあっという間にタイムアップ。もっと見たかったというのが観客の共通の意見だったろう。それでも両チーム の選手達に大きな拍手が送られた。

 

 試合終了後日本女子代表のキャプテン5番藤田選手から会場に来てくれた観客へ挨拶があっ た。独特の照れ臭そうな口調だったが、「結果を出します」と強い口調で言い切った。会場からまたも大きな拍手が。是非遠くベトナムの地で奮戦し宣言どおり 結果を出して欲しい。まだまだ歩き出したばかりの日本女子フットサル界の為にも。

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