【関西女子フットサルリーグ第2節】
LuL（京都府） 0-3 SETSTAR WAKAYAMA Ladies（和歌山県）
＜得点者＞
00:11 13番板谷かのあ（SETSTAR）
14:30 14番山田瑞月（SETSTAR）
33:17 22番早川葵比（SETSTAR）
前節共に接戦をモノにできなかった両チーム。スコアは開始早々に動く。開始11秒、SETSTARはGKからのスローを受けた13番板谷選手が左サイドを駆け上がり一気にゴール前へディフェンスをワンフェイントでよけてすぐに左足シュート。これがディフェンスの足に当たりコースが変わりゴールへ吸い込まれ、先制点を奪う。SETSTARは更に3分にPKを得るが、LuLのGK1番谷口美選手が右足でストップしてピンチを防ぐ。ハーフに引くSETSTARはボールを奪ってのカウンター、特に左サイドでのカウンターが多くなる。LuLは前からプレスをかけて前で奪いたいところだが、SETSTARはGKも活用してていねいにパスをつなぎ、時には長いパスを使いプレス回避を試みる。すると前半15分、右サイドのピヴォアラチェンジから奥に刺したSETSTARは7番中和田選手の折り返しに14番山田選手がゴール前で合わせて追加点を奪う。第1ピリオドはポゼッションの高いLuLはチャンスも作るが得点は奪えないままハーフタイムを迎えた。
第2ピリオド序盤は互角の展開。共にトランジション局面で攻守が一気に入れ替わる展開。特にLuLはプレスをからのショートカウンターやSETSTARのセットプレーからボールを奪い、そのままゴールへ迫るチャンスを何度も作るがGK1番浦野選手が落ち着いた対応を見せ、ゴールを割らせない。すると34分、LuLの攻撃をGK1番浦野選手がゴールエリアを飛び出してボールを奪うと自ら持ち上がり左サイドの2番松本選手へパス。左足の折り返しに走り込んだ22番早川選手がゴール前でダイレクトで押し込み3-0とSETSTARがリードを広げる。LuLはチャンスを作るものの、SETSTARの集中した守備を崩せないままタイムアップ。3-0でSETSTARが勝利し今季初勝利を手にした。
▽PANNA勝手にMVP
試合を通じて無失点、更に1点目、3点目の起点となったディストリビューションを見せたSETATARGK1番浦野文絵選手！
