【関西女子フットサルリーグ第2節】
チェリーブロッサム(大阪府) 0-1 FUGOU KYOTO divertido(京都府)
<得点者>
39:59 6番松本まどか(FUGOU)
開幕戦快勝のチェリブロと痛恨の逆転負けを喫したFUGOU。共に定位置攻撃に特徴のある両チーム。チェリブロは3-1の初期配置からピヴォが両サイドに降りていき、4-0へと移管していく形。その中から得意のロングボールを使った攻撃も健在。一方FUGOUは同じく3-1の配置から旋回を行い、プレス回避を狙う。そしてセットプレーも共に形を何種類も持っており、それぞれの特徴が見て取れる。シュートの数ではチェリブロやや有利だが、チャンスの数では互角か。定位置攻撃が多く、トランジション局面はやや少なめに感じた第1ピリオドだった。
第2ピリオドに入っても膠着状態が続き、お互いにチャンスを作るものの、ゴールを決める迄に至らないのは両チームのGKの安定感がある事にも理由があるか。チェリブロは経験豊富な1番大下選手がゴールマウスに立ち、一方のFUGOUは昨年まで日本女子フットサルリーグ流経大メニーナでプレーしていた14番井藤選手がゴールを守る。共に守備はもちろん、攻撃のディストリビューションも巧みでカウンターの起点にもなっている。そんな中、第1ピリオドに1つもファールを重ねなかったチェリブロが34分に5ファールを重ねる。スコアが動かないまま試合は残り1分を切る。ここでチェリブロは6つ目のファールを犯し、FUGOUは第2PKを得る。キッカーは6番松本選手。ゆっくりとした助走から得意の左足でゴール上部に突き刺す豪快なシュートを決めて土壇場でゴール。時計は残り1秒。劇的な勝ち越し点で勝利を挙げたFUGOUは嬉しい関西リーグ昇格初勝利を挙げた。
▽PANNA勝手にMVP
プレッシャーの中で決勝点を決めたFUGOU6番松本のどか選手!