【代表決定戦】(15分ハーフ)
キンツェム 2-4 リガーレ東京レディース
2回戦でCopainに勝利し代表決定戦へ駒を進めたキンツェムの対戦相手は2回戦で町田に快勝したリガーレ。ハーフで引くキンツェムは経験を生かして、要所要所を抑え、試合巧者ぶりを見せる。しかし2セットを使い分けるリガーレは5分、見事なパスワークからの折り返しを7番小根山選手が合わせてゴールネットを揺らしてリガーレが先制。しかしキンツェムは7分に相手陣地右サイドの奥深くで直接フリーキックを得るとサインプレーから11番小林選手が合わせて1-1の同点に追い付く。それでも試合の流れはリガーレ。11分に右サイドのキックインからゴール前のこぼれ球をリガーレ7番小根山選手が押し込み、2-1と勝ち越しに成功する。しかし粘るキンツェムは第1ピリオド終了間際、右サイドのキックインから5番晝間選手の強烈なチョンドンシュートがファーネットに突き刺さり2-2の同点に追い付く。
第2ピリオドもリガーレのボールポゼッションは高く、19分左サイドを突破した17番村上選手のシュートがGKの手をはじいてそのままゴールに。精神的にも楽になる得点で優位に立つリガーレは続く28分にもゴールキーパーのスローから15番一井選手がディフェンスを背負ってキープしてからの反転してゴール前へパス。18番嶋田選手がスライディングシュートを決めて4-2と2点リード。このまま逃げ切ったリガーレが勝利し東京都大会への切符を手にした。