【決勝】
バルドラール浦安ラス・ボニータス 1-0 SWH Ladies Futsal Club
<得点者>
37分 18番平井成美(浦安)
6回目の決勝で悲願の優勝を狙うバルドラール浦安ラス・ボニータス、そして4年ぶりの優勝を狙うSWHレディースフットサルクラブの対戦。この試合、浦安はいつもと違う先発メンバーを敷いて、通常2ndセットとして起用されるメンバーを相手の1stセットにぶつけてきた。そしていつもの前線からのプレスではなく、守備ラインをハーフに引きSWHLを迎え撃つ。相手の守備ラインに戸惑うSWHLはスペース突きたい所だが、浦安はカバーリングを徹底しSWHLの攻撃を単発化させる。そして相手のボールを奪うと一気にカウンターで攻め込み、今までとは違う浦安の戦いぶりが伺える。戸惑うSWHLは浦安の守備に手を妬き、攻撃が活性化しないまま前半を終える。後半に入ってもなかなか試合が動かず、膠着状態とも言える展開。試合も終盤に差し掛かり、どちらがゴールをこじ開けるかと息を呑む試合展開、スコアが動いたのは後半17分、浦安が相手ゴール前に押し込み最後は18番平井選手が左足でシュート。相手の必死のディフェンスに当たるものの弧を描くようにゴールに吸い込まれ、浦安が待望の得点を奪う。残り時間、SWHLは10番網城選手をGKにしてパワープレーを仕掛けるが、集中した守りを見せた浦安が虎の子の1点を守り切りタイムアップ。浦安がプレデター時代から通算13回目の出場、そして6回目のチャレンジで悲願の優勝を手にした。
(写真:Komiya Saki)