【グループC】
グループCを下馬評通り勝ち抜いたのは日本リーグのアルコイリス神戸。スコアで見ると神戸としては得点が少ないようにも感じるが、どの試合でも相手に圧を与え続けて試合の主導権を握り続けた。2日目2勝同士の対戦となったアダとの対戦でも相手に得点を許したものの、順当に勝利。3連勝で準決勝へコマを進めた。
このグループの台風の目となったのはMFPサルサアダ。久々の全日本、初戦で新鋭のベップとの接戦を制して波に乗ると、次戦コラッサ戦でも先手を取り、試合を優位に進めて連勝。神戸戦でも一時は同点に追い付く場面もあったが、残念ながら1-3で敗戦。しかしグループ2位として全日本にしっかりと爪痕を残した。
2度目の出場となったベップはグループ3位。初戦のアダとの試合で先手を取りながらも逆転負けが痛かった。続く神戸戦では力なく敗戦を喫してしまった。最終戦では肩の力が抜けたか持ち前の躍動感が戻り快勝。1勝2敗の成績を残した。
残念ながら勝ち点を挙げられなかったのは九州代表のコラッサ福岡。3試合共に先手を取られ、追いかける展開が続き、スコアの上で相手を勝ち越す時間を作る事ができなかった。
ベップ 1-2 MFPサルサアダ
<得点者>
7分 11番小林心(ベップ)
12分 17番徳永日向子(アダ)
13分 17番徳永日向子(アダ)
コラッサ福岡 0-3 アルコイリス神戸
<得点者>
12分 19番若林エリ(神戸)
15分 11番青山明日香(神戸)
24分 6番小村美聡(神戸)
MFPサルサアダ 3-1 コラッサ福岡
<得点者>
7分 13番町田恵(アダ)
9分 13番町田恵(アダ)
14分 6番光安亜里沙(コラッサ)
15分 15番今西紀乃(アダ)
アルコイリス神戸 6-1 ベップ
<得点者>
2分 7番平井佑果(神戸)
2分 6番小村美聡(神戸)
8分 4番市原伶香(神戸)
9分 オウンゴール(神戸)
11分 9番三島渚(ベップ)
13分 12番青山葵(神戸)
20分 18番加藤正美(神戸)
ベップ 7-2 コラッサ福岡
<得点者>
7分 2番北井れもん(ベップ)
12分 オウンゴール(ベップ)
13分 6番中野みづき(ベップ)
15分 6番光安亜里沙(コラッサ)
17分 6番中野みづき(ベップ)
19分 11番小林心(ベップ)
19分 9番三島渚(ベップ)
20分 14番田中奈麻美(コラッサ)
アルコイリス神戸 3-1 MFPサルサアダ
<得点者>
2分 18番加藤正美(神戸)
7分 13番町田恵(アダ)
11分 6番小村美聡(神戸)
19分 11番青山明日香(神戸)
(写真:Komiya Saki)