【第2節】
さいたまサイコロ 0-6 バルドラール浦安ラス・ボニータス
<得点者>
14:33 16番中井仁美(浦安)
21:46 16番中井仁美(浦安)
23:24 18番平井成美(浦安)
28:51 15番伊藤果穂(浦安)
29:02 8番宮原ゆかり(浦安)
37:38 9番濱野瑞己(浦安)
両チームともに東京で関東リーグを終え、浦安は前日大勝し、さいたまは残り1分を切っての失点で敗戦しての福井入り。浦安は今季より取り組んでいるボランチの動きで3-1の攻撃システムで、そしてさいたまはハーフライン付近に守備ラインを敷いて浦安を迎え撃つ。さいたまの守備ラインが低い事で必然的に浦安のボールポゼッションが高く、縦にボールが入るところを奪い、カウンターを仕掛けたい所だが、浦安の集中した守備にスコアを動かす事はできない。そして先制点が生まれたのは前半終盤に入った15分、右コーナーキックを得た浦安はサインプレーからゴール前にボールがこぼれた所を16番中井選手が左足で押し込み1-0とリードする。前半のシュート数はさいたま8本に対して浦安が17本と浦安が優勢に試合を進めた。
後半、浦安が一気にゴールラッシュを見せる。後半2分にピヴォ当てからの落としを16番中井選手が巧みなカットインで中央へ侵入し、豪快なシュートを叩き込み2-0とする。続く24分に自陣ゴール前からカウンター発動。左サイドへ展開し、15番伊藤果選手のシュートパスに18番平井選手が体ごとゴールへ流し込み3点差とリードを広げる。更に後半9分、左サイドのコーナーキックから4番四井選手がシュート。ポストに阻まれるが、跳ね返った所を15番伊藤果選手がボレーシュートでネットを揺らし4-0。気落ちしたさいころに襲い掛かる浦安は再開直後にも相手陣内でパスカットした8番宮原選手の強烈な左足トゥーキックをニアサイドに突き刺し、5-0と大量リードを奪う。さいたまもプレスラインを上げて積極的にプレスをかけるが、チャンスをなかなか作れないさいたまは、終盤から7番秋田谷選手をGKにしたパワープレーを敢行。惜しいチャンスもあるものの得点を奪えず、逆に38分に9番濱野選手がダメ押し点を奪い、終わってみれば浦安が6-0の快勝で今季初勝利を挙げた。
(写真:Komiya Saki)