【第1節】
arco-iris KOBE 4-2 AC播磨イーグレッツ
<得点者>
01:23 6番井上未来選手(播磨)
08:23 18番加藤正美(神戸)
11:25 6番井上未来選手(播磨)
12:36 12番青山葵(神戸)
30:00 8番中島菜月(神戸)
39:30 18番加藤正美(神戸)
昨季優勝のarcoの対戦相手は最下位で入替戦で生き残り、残留を決めた播磨との兵庫ダービー!今季選手の入れ替わりがあったarcoはこの日調整中の若林選手と怪我の天満選手がベンチ外。多くの新加入の選手の顔がベンチに並んだ。試合は意外な展開を見せる。前半2分、カウンターで抜け出した6番井上選手の放った思い切りの良いシュートがゴールに突き刺さり、播磨が先制する。引いてブロックを作る播磨に対して攻めあぐねる時間帯が続いたarcoだったが、18番加藤選手が10番江口選手のシュートパスにスライディングで合わせて1-1と同点に追い付く。これで勢いに乗るかと思ったが、arcoは播磨の守備に苦しむ。逆に12分、GKのボール処理を誤った所にまたもや播磨6番井上選手がゴールにねじ込み2-1と播磨が再びリードする。しかしarcoも左サイドで仕掛けた10番江口選手のシュートパスに12番青山葵選手がダイレクトで合わせて2-2とする。播磨は無理にパスをつながず、GKからのスローイングでカウンター狙い。チャンスが無いと見るやリスクを避け、スペースへボールを投げて守備のブロックを作る作戦で2-2で前半を終える。
後半も同様の展開で持ち前の攻撃のスピード感を出せないarcoは播磨のカバーリングの速さとGKの好守に阻まれて、シュート数は重ねるもののゴールネットを揺らす事ができない。ようやく得点が生まれたのは後半10分、ゴール前のシュートのこぼれを新加入8番中島選手が押し込みarcoが勝ち越しに成功する。この日5人しかフィールドプレイヤーがいない播磨だったが、それでもカウンターの鋭さは最後まで衰えず、虎視眈々とチャンスが来るのを待ちながらarcoの攻撃に耐える。しかし試合終了まで残り30秒で4番市原選手のシュートパスに18番加藤選手が気迫のスライディングで合わせて2点差リードとして、そのままタイムアップ。開幕戦だったが、arcoが苦しみながらも勝ち点3を手に入れた。