【第1節】
チェリー ブロッサム 2-2 プログレッソ大阪
<得点者>
11:17 11番菊池梨佳子(プログレッソ)
21:09 13番下村さよ(チェリー ブロッサム)
35:21 5番植上彩香(プログレッソ)
39:57 13番下村さよ(チェリー ブロッサム)
同じ大阪を本拠地とする大阪ダービー。過去2年、関西リーグではいずれも引き分けと今年こそはと意気込む両チーム。チェリブロはシンプルにボールを前進させようと、長めの縦パスを入れて、前線で起点を作ろうとするが、それをさせまいとパスカットを積極的に狙うプログレッソ。逆にプログレッソはボールポゼッションを高め、少しずつ前進を狙う。ゴールが生まれたのは前半12分、中央付近でのボールの奪い合いからショートカウンターで抜け出た5番植上選手の折り返しに11番菊池選手がスライディングで押し込みプログレッソが先制する。チェリブロはキックインからのチョンドンも含めてゴール前へシンプルにボールを入れるが、プログレッソもこれを跳ね返し、前半は1-0プログレッソリードで折り返す。しかし後半2分、チェリブロは右サイドのキックインをクイックで始めるとゴール前にいた13番下村選手がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らし、スコアをタイに戻す。ここからは対照的な戦いを見せる両チームの持ち味を活かした一進一退の攻防が続く。しかしプログレッソは後半狙っていたピヴォのマークの受け渡しの際のギャップを狙うとゴール前で5番植上選手がコースを変えて勝ち越しゴールを奪う。しかしこのまま試合が終わると思われた残り3秒、自陣のキックインからの戻しを13番下村選手がゴール前へダイレクトでボールを入れるとクロスバーに当たってゴールへ吸い込まれ、土壇場でチェリブロが2-2の同点に追い付きこのままタイムアップ。終了間際の劇的ゴールで2-2で引き分け、3年連続で勝ち点1を分け合う事となった。