【準決勝第2戦】
府中アスレティックFCプリメイラ 5-6 さいたまサイコロ
<得点者>
04:12 9番千田日向子(府中)
05:35 16番筏井りさ(さいたま)
07:09 39番船附ひな子(府中)
07:41 6番木原梢(さいたま)
10:41 17番島崎美和(府中)
12:33 8番桜庭里紗(府中)
12:52 4番門井恵美(府中)
20:51 9番安奈希沙(さいたま)
32:17 9番安奈希沙(さいたま)
34:12 16番筏井りさ(さいたま)
36:43 16番筏井りさ(さいたま)
第1戦目を引き分けで終え、引き分けでも良い上位の府中と勝たなくてはいけないさいたま。第2戦も第1戦と同じくこの選手のゴールで幕が上がる。前半5分、右サイドでワンツーをやると見せかけて4番門井選手がピヴォ当て。9番千田選手がフリーで受け素早く右足シュート。これがGKの手をはじいてゴールネットを揺らし府中が先制する。この得点で両チームのゴールラッシュの火ぶたが切られる。前半6分、今度は相手の連携ミスからボールを奪い抜け出し、ディフェンスとGKの股を抜く技ありゴールで1-1。次は府中8分、右コーナーキックからの戻しのパスを14番藤田選手がシュート。こぼれを39番船附選手が素早く押し込み2-1と府中が勝ち越し。直後には6番木原選手がゴール前へのロビングに11番吉川選手がブラインドとなりそのままゴールへ入り2-2と再びタイスコアに。攻め続ける府中は11分、左サイドで前線のピヴォの12番鎰谷選手が素早く前線へ入れると長い距離を走りこんだ17番島崎選手がダイレクトで押し込み府中が3度目の勝ち越しに成功。さらに府中は13分に8番桜庭選手の目の覚めるような左足ミドルのスーパーゴールが飛び出すと、直後にも4番門井選手がボールを奪うと数的優位でカウンター。39番船附選手とのワンツーパスをファーで合わせ、府中は5-2と一気に3点リードを奪う。3点差とされたさいたまは次々にカードを切っていく。まずはGKをロングスローが得意な12番吉村選手へ変更。更に残り2分を切った所から7番秋田谷選手をGKにしてパワープレーを開始。ビッグチャンスも作り出したが、スコアは動かず府中3点リードで前半を終える。
さいたまは後半開始から再び7番秋田谷選手をGKにしてパワープレーを開始し、そして前線へのプレスの強度を高める。すると前半開始51秒、相手のクリアミスを拾った9番安選手がゴールを奪いさいたまが1点を返す。するとさいたまは攻撃に変化を与えるためか今度はGKを16番筏井選手が入りパワープレーを開始するが、すぐに止め、通常の攻撃に戻す。するとさいたまの攻撃が活性化。府中が受け身に回ってしまっているようにも見えたが徐々に拮抗した展開に。次の得点もさいたまが決める。後半13分、左サイドのキックインから9番安選手が中央へ寄りながら早いパスを受けると得意の左足でダイレクトシュートがゴールに突き刺さり5-4とする。更に後半15分にも右サイドからのカットインから16番筏井選手がゴールを奪い、とうとう5-5とさいたまが同点に追い付く。しかしこのままでは決勝へ進めないさいたまだったが、17分にPKを得るとこれを16番筏井選手が冷静に決めてハットトリック達成すると共に、土壇場に来て初めてさいたまが勝ち越しに成功。府中は残り33秒から22番縄田選手をGKにしてパワープレーを開始するが、ゴールネットを揺らす事ができず、タイムアップ。さいころが3点差をひっくり返す逆転勝利で決勝への進出を決めた。