松田監督:昨日同様、たくさんの方の応援が力になりました。このような環境を作ってくださった日本フットサル連盟とそれに関わる全員の方に感謝したいと思います。試合の方は前半は昨日の修正点と活かして着実に得点を重ねる事ができて良い形で終われたと思います。後半に関しては、正直パワープレーの守備の不安な部分が出てしまい、ちょっとチームが崩れてしまいました。選手は本当に一生懸命やってくれていて、自分の準備不足でタイムアウトのタイミング等ゲームコントロールをする事ができなかったので、選手にも伝えましたが、選手は一生懸命やってくれて、自分の采配ミスで負けたという要因が多いと思っています。
縄田選手:前半の入りからするとこちらのペースだったり、得点が取れていた部分が多かったのですが、後半自分達のミスから崩してしまったのが負けた要因だったのではないかなと思っています。サイコロさんの決勝に向けて頑張って欲しいと思います。
- 後半パワープレーのタイミングが遅くなったように思いますが、どのような事を考えていたのでしょうか。
松田監督:パワープレーが相手をまたされるという事を考えて、タイムアウトを1回しか使えないので、できたら最後まで持っていいたいというのがありました。いつも連続で失点してしまう事もあるのですが、今日はセットを変える等してそういう部分は解消されたと思っていて、そのままやりました。結果的にパワープレーでというよりも、普通の攻め方で点を取られてしまったという状況だったので、精神的なコントロールがタイムアウトを取る事で1回使えたのかなと思います。
- 途中リードしている部分で守備ラインを低く設定していたのかなと感じました。采配ミスという言葉もありましたが、その部分にもありますでしょうか。
松田監督:相手の16番が素晴らしい選手で前から行っても、サイコロさんのスタイルが前へ長いボールを入れるというのがあったので、それであれば前から行って後ろに大きなスペースを作ってしまったり、16番の選手と1対1をやるよりも、ラインを下げてカバーリングをする、16番が入った時に数的有利でカバーリングをするように人と人と距離を近くする為に下げました。
- 今年のデータではサイコロさんは連戦にあまり分が良くないというのもありました。前からかけて相手の体力を削ぐという選択肢はありませんでしたか?
松田監督:自分の考えでは相手が回すのであれば、向こうの体力が削られると思うのですが、ウチが前から行く事でつながずに前に長いボールを蹴られると、上下運動が多くなり、こちらの体力が削られていくという部分があると考えたので、一旦引いてやるという事にしました。相手の体力という面では自分はそう考えていたのと、プレーオフなので連戦でどうだという部分はベテランも多いので一筋縄では行かないと思いました。連戦だからどうだという考えは良くないと思っていました。