【試合レポート】GAViC presents日本女子フットサルリーグ2018第6節さいたまサイコロ vs ユニアオレディース
小野監督：プレーオフ進出の為に非常に大切な試合でしたが、前半は想定外に本当に良くない試合でした。その為、ハーフタイムではプレーの改善云々というより精神面、メンタルの部分をかなり厳しく指摘し、発奮させるような言葉を投げかけました。その結果で後半圧倒したゲームができたのかなと思います。敢えて強い口調で言いましたが、選手達があの劣勢な状況を跳ね返すように頑張ってくれたなと思います。本当に力のあるチーム、力のある選手なので、そこを引き出せるようなトレーニング等を僕らコーチングスタッフも考えなくてならないと思わされた試合でしたし、選手は本当に良くやってくれたと思います。
吉川キャプテン：私達も今日の試合はとても大切だと感じていて、最初から全力でもちろん試合に臨んでいて、先取点は取れたのですが、そこから良くない時間帯が続いてしまって、やろうとしているが、もがいているという前半でした。ハーフタイムに監督からかなりしぼられまして、ここで負けると日本リーグは終わってしまうので、後半からはすべて出し切る形で皆でまとまってできたかなと思いますし、苦しみながらも勝てたので、そこは良かったなと思っています。
- 想定外のという表現がありましたが、ユニアオさんと何が噛み合わなかったのかなと感じていますか？
小野監督：前半の特徴としてはシンプルにピヴォに入れてきて、そのピヴォが技術が高くてマークを外して先にボールに触られていた時間帯にピヴォに入った後の他の選手達がマークに付き切れない所に手を妬いていたいた感があります。ピヴォに入れさせてしまった、入った後にボールウォッチャーになってしまっていた点がうまくいっていなかったのだと思います。
- 来節大事な試合になると思います。意気込みを聞かせて下さい。
吉川キャプテン：自分達の力でプレーオフ進出を決めなくてはいけないと思っていますし、そういう所で今迄弱さを見せているチームなので、しっかり勝って本当に強いチームになれるように皆で頑張りたいと思います。
- 今節でこういう状況になった事をどのように捉えていますか？
小野監督：怪我人が出たり、離脱者が出たりと少ない人数の中でしたが、逆に言うとサイコロとして一番足りない事の一つであるコミュニケーションだったり、一体感だったりが、苦しみながら戦ってきた結果出てきているのかなと感じています。そういう意味ではいままであまりなかった一体感のあるサイコロが最終節に見せられるんではないかなと期待しています。
