東西の強豪が集うグループBは戦前の予想通り、アルコイリス神戸とビークス東京レディースが2勝同士で直接対決。意外にもこの2チームの対戦は公式戦で実現しておらず、予選突破をかけてベンチも熱くなる激しい攻防を見せたが、両チームともにスコアを動かす事ができずドロー。勝ち点7で並んだ得失点差で神戸が昨年の予選敗退の雪辱を晴らす準決勝進出を決めた。ビークス東京は堅い守備で神戸の猛攻を跳ね返し続けたが、3年ぶりの予選突破は叶わなかった。
3位は東海地域第1代表のベップ。元Fリーガー三輪修也監督が戦術バリエーション豊富なチームを作り、全国初出場で注目を集めたが、ビークス東京、神戸に惜敗。それでも最終戦で勝利を飾り、嬉しい全国初勝利。若く運動量も豊富なチームであり、今後が期待される。
4位は宮城県のメッセ仙台レディース。昨年は同じグループとなった丸岡、神戸に大敗を喫し、悔しい想いをしたが、今季は守備が安定。勝ち点こそ奪えなかったが、この1年の成長が見える戦いぶりを見せた。
【グループB】
ビークス東京レディース 2-0 ベップ
<得点者>
11分 16番柳井なごみ(ビークス東京)
21分 11番多々良真希(ビークス東京)
アルコイリス神戸 3-0 メッセ仙台レディース
<得点者>
2分 10番江口未珂(神戸)
16分 17番藤田靖香(神戸)
17分 19番若林エリ(神戸)
ベップ 0-6 アルコイリス神戸
<得点者>
7分 17番藤田靖香(神戸)
7分 9番関灘美那子(神戸)
7分 20番齋藤有里(神戸)
14分 18番加藤正美選手(神戸)
18分 7番平井佑果(神戸)
24分 13番山口真梨奈(神戸)
メッセ仙台レディース 0-3 ビークス東京レディース
<得点者>
13分 15番小出夏美(ビークス東京)
16分 16番柳井なごみ(ビークス東京)
17分 14番青山実苗(ビークス東京)
ビークス東京レディース vs アルコイリス神戸
<得点者>
メッセ仙台レディース vs ベップ
<得点者>
16分 14番及川ゆかり(メッセ)
20分 19番杉原朋奈(ベップ)
24分 9番三島渚(ベップ)