【第9節】
フウガドールすみだレディース 4-2 バルドラール浦安ラス・ボニータス
<得点者>
12:56 17番池田智子(すみだ)
16:41 21番勝俣里穂(すみだ)
21:30 10番多田千優(浦安)
30:09 17番池田智子(すみだ)
31:01 7番横山純子(すみだ)
37:49 15番伊藤果穂(浦安)
VEEXが敗戦した事で勝てば首位で折り返す事ができるすみだに対して浦安は前から積極的にプレスをかける。両チームともにパス回しを得意とするチームという事もあり、プレス回避やトランジションからチャンスを作り出すが、両チームGKの好守もあり、なかなかスコアは動かない。ようやく得点が生まれたのは前半13分、自陣でボールを奪った17番池田選手が右サイド21番勝俣選手との中ワンツーで抜け出しワントラップでゴールへ流し込みすみだが先制する。更に前半17分、相手陣内で13番北隅選手がボールを奪うと素早く左サイドの21番勝俣選手にボール渡し、縦へ仕掛けて左足シュートがゴールネットを揺らし、リードを広げる。2-0で折り返した後半早々、浦安が反撃に出る。自陣でボールを奪うと14番笠井選手が右サイドでスルーパス。これに走り込んだ10番多田選手がGKのタイミングをずらす冷静なシュートでゴールを奪い、2-1とする。この後、審判の判定に騒然となる場面もあったが、後半11分、すみだが17番池田選手の得点で3-1と2点とすると、続く12分にも第2PK付近で得た直接フリーキック、サインプレーから7番横山選手がゴールを奪い4-1と浦安を突き放す。3点リードされた浦安は残り5分、8番濱野選手をGKにしてパワープレーを開始。引かないすみだに対してなかなかパワープレーに入れず、またパワープレーとしてもなかなか崩せなかったが、後半8分、トランジションから素早く攻めた浦安は左サイド9番江川選手のシュートパスに15番伊藤選手が合わせて4-2。その後も浦安はパワープレーを継続するが、ゴールは奪えずタイムアップ。すみだは1stステージ首位で折り返す事となった。
(写真:Yasuko Kaneko)