【第9節】
TapaZida 1-0 the sunkisst
<得点者>
37:40 17番柴田茜(TapaZida)
7節での初勝利、8節でも引き分けとここに来て勝ち点を積み上げているsunkisstと勝利しないと下位リーグが確定するTapaZida。引き気味に守るTapaZidaに対してポゼッションを高めるsunkisst。いわゆるエイトの動きから短めのパラレラで攻撃を組み立てるが、素早いカバーリングで守備を整え、前進させず、逆にカウンターからチャンスを作り出す。シュート数ではsunkisstが上回るものの、決定機で言えばTapaZidaがやや上回る展開の前半はスコアが動かず、0-0で後半を迎えた。後半に入っても一進一退の攻防は続く。チョンドンでも積極的にシュートを狙うsunkisst、引いてカウンターからチャンスを作るTapaZida。刻々と時間は過ぎていく。このままでは上位リーグの可能性がなくなるTapaZidaは後半14分にタイムアウトを取得すると11番川原田選手をGKにしてパワープレーを開始。対してタイムアウトを取って守備の確認を行うsunkisst。後半18分、TapaZidaに待望の得点が生まれる。8番澤田選手がハーフライン付近から意表を突いてロングシュート。これをGKの前に位置した17番紫田選手がスルー。GK12番栗原選手がパンチングで何とかシュートを逸らすが、クロスバーに当たって跳ね返る。そこを17番柴田選手が押し込みTapazidaが1-0とリードする。TapaZidaは残り時間を守り抜き勝ち点3を加えて、この時点で暫定5位へ浮上。この後のカフリンガの結果を待つ事となった。
(写真:Yasuko Kaneko)