【第4節】
さいたまサイコロ 2-6 福井丸岡RUCK
<得点者>
17:05 9番北川夏奈(福井)
22:25 9番安奈希沙(さいたま)
24:06 2番横山夢花(福井)
28:28 9番北川夏奈(福井)
31:30 13番高尾茜利(福井)
35:41 11番吉川紗代(さいたま)
36:10 18番北嶋笑(福井)
39:53 14番前田海羽(福井)
プレーオフ進出の為に勝ち点が欲しい両チーム。いつもと様子が違ったのは共に守備ラインを引き気味に設定。スペースを消してボールに素早くアプローチする事で両チームともに定位置攻撃が機能しているとは言い難い状況が続く。一方でボールを奪ってからのカウンターは共に鋭く、2人目、3人目が攻撃に絡む有効な攻撃を見せる。長い距離を惜しみなく走る光景は両チームともに多く、スピーディーな展開が続く。得点がなかなか生まれなかったのは両チームGKがディフェンスとの連携で良く守っている事が見て取れた。しかし前半18分、カウンターからのゴール前のこぼれ球を9番北川選手が押し込み丸岡が先制点を奪い、前半は1-0で丸岡リードでハーフタイムを迎えた。
後半3分、さいたまはゴール前でディフェンスを背負った11番吉川選手からのパスを9番安選手が豪快なシュートを叩き込み、さいたまが同点に追い付く。しかしこの得点で丸岡の導火線に火が付いた。後半5分2番横山夢選手がボールを奪って前線の山川選手へパス。キープした後にパスアンドゴーで走り込んだ2番横山夢選手へパス。これをきっちりゴールを決めて丸岡が再び勝ち越しに成功する。9分にも9番北川選手のパスカットから一人で持ち上がり、左足シュートを絶妙のコースに決めて3-1とする。12分には右サイドのキックインからのピヴォ当ての落としを13番高尾選手が左足を振り抜きゴールネットを揺らしリードを広げる。さいたまは16分にロングボールを巧みにコントロールし、浮かせたボールをボレーシュートでゴールを奪い、反撃するが、続く17分にカウンターから18番北嶋選手がゴールを奪い再び3点差に。さいたまは16番筏井選手をGKにしてパワープレーを開始するが、試合終了残り7秒で14番前田選手の自陣からのパワープレー返しで6-2となりタイムアップ。丸岡が今季2勝目を挙げて4位へと浮上した。