U-18日本女子フットサル代表 3-6 関東女子選抜
<得点者>
1分 11番宮原ゆかり(関東)
6分 6番勝俣里穂(関東)
11分 7番筏井りさ(関東)
16分 6番勝俣里穂(関東)
30分 7番筏井りさ(関東)
32分 4番前田美羽(U-18日本)
35分 7番宮本麻衣(U-18日本)
37分 7番筏井りさ(関東)
40分 8番安部美楽乃(U-18日本)
U-18フットサル日本女子代表国内トレーニングの仕上げは関東女子選抜。現役フットサル日本女子代表を中心とした関東の精鋭。前半関東はU-18GK12番小林選手が務める。U-18は1stセット3番横山、9番山川、10番池内、4番前田の丸岡セット。2ndは5番追野(Laufen)、6番荒井(丸岡)、7番宮本(流経大)、8番安部(十文字高校)のセット。このセット分けは初日のトレーニングから固定されていたセット。試合は開始40秒、関東女子選抜はカウンターから最後は11番宮原選手(ANNEX)がゴールを奪う。いずれも木暮監督の指導を受けた経験のある選手が多く、代表の戦術を体現。しかしやはり経験の差で関東女子選抜が一枚上手。U-18代表の攻撃をハーフで迎え受けて、ピヴォへのパスを遮断。カウンターを発動させる。前半6分、関東女子選抜6番勝俣選手(すみだ)がカウンターからゴールを決めてリードを広げると、11分にも7番関東女子選抜11番筏井りさ(さいたま)がパスカットからそのままゴールを奪い3-0とする。更に16分にも左サイドピヴォとの中ワンツーで抜け出た6番勝俣選手が合わせて4点差とリードを広げる。U-18代表は引いた相手に対して攻撃を仕掛けるが、同じ戦術を採用する関東女子選抜に狙われ、トランジションの際の数的不利の守備を整えられないままの失点だった。
前半を4-0で折り返し迎えた後半、今度はU-18代表のGK12番須藤選手が関東女子選抜へ。ハーフタイムでの指示を受けたU-18代表だったが、なかなかピヴォでボールを収める事ができず、有効に工芸を組み立てる事ができない。逆に練習を一度もしていないという関東女子選抜は徐々に連携が増え、カウンターだけでなく、定位置攻撃もコンビネーションが良くなってくる。後半10分、関東女子選抜は7番筏井選手のピヴォ当てから12番鍵谷選手(府中)の落としをお手本通り7番筏井選手がシュートして5-0とする。関東女子選抜は定位置攻撃からのピヴォへのパスのアイデアが豊富で前線でのボールキープできる事でボールポゼッションの時間が増えていった。しかし徐々に関東女子選抜のスピードに慣れてきた感が出てきたU-18代表に待望の得点が生まれる。相手陣内深くからの右サイドのキックインからのセットプレーで4番前田選手のシュートがファー低く絶妙のコースに決まり1点を返す。更に15分には左サイドからのカットインから7番宮本選手がゴールを奪い5-2と追い上げる。しかし関東女子選抜もカウンターから一気に相手の陣地に入るとタメを作った7番筏井選手がハットトリックとなる左足シュートを決めて6-2とする。U-18代表は残り10秒、8番安部選手が右反転からの左足シュートがシュートがニア上に決まり、そのまま試合終了。スコアは6-3だが、後半だけ見れば2-3とU-18が優勢。試合には敗れたものの、高いポテンシャルを見せる試合となった。