【準決勝】
フウガドールすみだレディース 0-0(PK2-3) 東京府中AFCプリメイラ
<得点者>
1回戦、2回戦に続いて準決勝も12分ハーフというレギュレーションの関東大会準決勝。府中はいつものようにラインを高くして、積極的にプレス。すみだは3-1からボランチの動きを使って守備を混乱させて前線のピヴォへ供給。立ち上がりはすみだがボールポゼッションを高めてやや優勢の試合展開。府中も3-1の攻撃システムで攻撃を組み立てるが、良い形でピヴォにボールが収まらず、なかなか良い形でシュートまで持ち込めない。前半はすみだ、府中共に決定機は少なく、ボールポゼッションはすみだやや有利という状況。
後半に入るとすみだの攻撃に対策をしてきた府中がしっかりと守備を修正。前半より相手のゴール前へ攻め込む機会が減少する。1点が致命傷となりかねない試合時間という事もあり、リスク回避の意識が強くなったか、なかなか思い切ったパスや1対1での勝負が減っていった。後半もすみだが、シュート4本、府中が3本という内容でスコアレス。大会規定で延長戦を行わず、そのままPK戦へ。3本を終わって1本ずつPKを外し、迎えた4本目。府中はGK河島選手がワンハンドでPKストップ。一方府中は12番鍵谷選手が確実に決めて府中が勝利。府中はチーム結成以来初の全日本出場を決定。すみだは3位決定戦に望みを託す事となった。