【第8節】
フウガドールすみだレディース 3-0 VEEX TOKYO Ladies
<得点者>
15:17 11番宮崎世梨奈(すみだ)
16:24 21番勝俣里穂(すみだ)
28:34 17番池田智子(すみだ)
ここまで6連勝のVEEXと1敗で追うすみだの対戦。試合は序盤からプレスを連動させ、これをどうやって回避しようかという工夫が両チームに見られる。一進一退の攻防が続く中、スコアが動いたのは前半16分、自陣でピヴォを挟み込み、ボールを奪うと素早くカウンター。11番宮崎選手のシュートが一度は跳ね返されるも角度が少ないながらも泥臭くゴールへ押し込み、すみだが先制する。更に17分にも右サイドで長い距離を走ったパラレラから21番勝俣選手がダイレクトで放ったシュートがファーサイドに辺りゴールに吸い込まれた。
2点すみだリードで折り返して迎えた後半、両チームともにプレス回避にGKを使ってボールポゼッションを高め、パス回しで崩したいが、逆にカウンターを喰らい、ピンチを招く場面も。そしてコーナーキックやキックインから積極的にサインプレーを使ってゴールを狙う。ポイントとなる次の得点はまたもやすみだ。後半9分、中央をドリブルで14番桑原選手が抜け出し右サイドへ展開すると19番金子選手の折り返しに17番池田選手が体ごと押し込み、3-0とリードを広げる。3点差となったVEEXは12分辺りから5番伊藤選手をGKにしてパワープレーを開始。少しずつメンバーを変えながらパワープレーを続けるが、得点を奪う事ができずタイムアップ。全勝のVEEXにすみだが土を付けた。
(写真:Yasuko Kaneko)