【第7節】
VEEX TOKYO Ladies 3-0 カフリンガボーイズ東久留米
<得点者>
29:12 20番高畑愛梨(VEEX)
30:13 13番宮崎華奈(VEEX)
35:39 16番柳井なごみ(VEEX)
前半は共に前線からのプレスをかけ、落ち着かない展開。シンプルに前線へボールを入れるカフリンガは縦へ早い攻撃を見せ、カウンターを中心に攻撃を組み立てる。一方のビークスはボールポゼッションを重視しながらも、キックインやコーナーキックからもチャンスを作る。前半はシュート数ではカフリンガが優位ながら、シュートへの過程という意味ではビークスには多様性を感じられた。
スコアレスで迎えた後半、両チーム共に少しギアが上ったかシュートへの意識が高くなり互いにゴール前のチャンスが多くなる。すると後半10分、ハーフライン付近でGKスローをカットしたVEEX20番高畑選手が左へ持ち出し左足で放ったシュートがファーサイド絶妙なコースへ決まり、VEEXが先制する。更に10分にも左サイドのキックインからゴール前でパスを受けた13番宮崎選手が巧みなボールコントロールからボレーシュートを突き刺しリードを広げる。しかし後半14分VEEXが2枚目の警告で退場となり、2分間数的不利の時間ができる。しかしこの2分間を凌いだVEEXは連動したプレスでカウンターを発動し、16番柳井選手がゴールを奪い3-0とリードを広げる。このリードを守り切ったVEEXが勝利し開幕以来無敗の6連勝とした。
(写真:Yasuko Kaneko)