【第6節】
バルドラール浦安ラス・ボニータス 1-2 VEEX TOKYO Ladies
＜得点者＞
05:00 10番多田千優（浦安）
21:05 11番多々良真希（VEEX）
26:45 15番小出夏美（VEEX）
今季ここまで1勝3分とあと一歩と競り勝つ事ができない浦安に対するは宿敵VEEX。守備ラインをやや引き気味にしてVEEXの攻撃を受け止める浦安はカウンターからチャンスを狙う。すると前半5分、浦安は10分多田選手のゴールで先制点を奪い、1-0とする。時折守備ラインを上下させる浦安だったが、VEEXは丁寧にパスをつなぎ、ポゼッションを高める。ピヴォで収める事でギアを上げたいVEEXだが、中央でのキープに関しては厳しい寄せと複数でケアする事でピヴォを再度に追い出し、バイタルエリアへの侵入を防ぐ。前半は攻めるVEEX、守る浦安の時間帯が続き、浦安は粘り強い守備もあり浦安1点リードで折り返した。
後半開始早々、VEEXの攻撃が実る。後半2分、11番多々良選手のゴールで同点に追い付くと一気に流れを引き込もうと、攻勢に出る。浦安も基本は引いた守備でブロックを作り、カウンターを狙う様子を見せるが、後半7分、勢いの出てきたVEEXが15番小出選手の技ありゴールで勝ち越しに成功する。逆転された浦安は攻撃に勢いをつける為にも積極的にプレスをかけるが、VEEXもマンツーマンベースの守備で対抗する。ゴールを奪えない浦安は試合終盤に9番江川選手をGKにしてパワープレーを開始するが、ゴールを奪えず2-1のまま試合終了のブザー。VEEXが接戦を制し、開幕5連勝とした。
（写真：Yasuko Kaneko）
