【第5節】
the sunkisst 1-2 府中アスレティックFCプリメイラ
<得点者>
00:43 5番臼杵実徳(sunkisst)
09:52 8番桜庭里紗(府中)
37:20 39番船附ひな子(府中)
未だ未勝利のsunkisstだったが、試合開始直後にsunkisstは左サイドのキックインからのサインプレーでピヴォに張る5番臼杵選手が反転。右足でトゥーキック。一度はポストに跳ね返されたが、素早い反応で押し込みゴールを奪い、sunkisstが先制する。いきなりの失点で浮足立つ場面もあったが、すぐにいつものように3-1の攻撃システムでポゼッションを高める。すると前半10分に府中8番桜庭選手のゴールで1-1とスコアをタイに戻す。前半は両チーム共にプレスを掛け合う事で定位置攻撃が機能せず、トランジションの場面が多く見られた。
後半に入り試合の流れは徐々に府中に傾く。暑さもありsunkisstのプレスがやや弱まったようにも見える一方、府中はフィールドプレーヤー全員を起用し、総力戦を仕掛ける。しかしsunkisstもゴールまで体を張って府中の攻撃を突き放し、GK1番栗原選手の好守もあり、なかなかスコアは動かない。sunkisstはカウンターやセットプレーからシュートを放つが同じくゴールネットを揺らす事ができない。打っても打ってもゴールが決まらない府中だったが、後半38分、39番船附選手のゴールが決まり、ようやく府中が勝ち越しに成功。残り時間のリスクを避けながら無失点に抑え、今季2勝目を挙げた。
(写真:Yasuko Kaneko)