【第5節】
さいたまSAICOLO 5-1 バルドラール浦安ラス・ボニータス
<得点者>
01:54 7番秋田谷美里(さいたま)
05:56 11番吉川紗代(さいたま)
11:22 オウンゴール(さいたま)
23:08 8番濱野瑞己(浦安)
34:20 5番坂本枚侑美(さいたま)
39:11 16番筏井りさ(さいたま)
立ち上がり、4-0の攻撃システムで攻めるさいたまが浦安陣内でボールポゼッションを行う時間が多い。すると前半2分7番秋田谷選手の左足シュートがファーポストを叩き、ゴール前に跳ね返るとすぐさま7番秋田谷選手自らが混戦の中、ゴールへ押し込みさいたまが先制する。更に前半6分右コーナーキックから浦安がペナルティエリア内でのファールをとられさいたまがPKを獲得する。これを11番吉川選手が確実に決めて2-0とリードを広げる。続く11分には左コーナーキックからのゴール前への早いパスがニアサイドのディフェンスに辺り、ゴールに吸い込まれ、オウンゴール。3点リードされた浦安は18分にタイムアウトを取ると、9番江川選手をGKにしてパワープレーを開始。しかしスコアは動かずハーフタイムを迎えた。
浦安は後半開始から8番濱野選手をGKにしてパワープレーを開始。後半4分に浦安のパワープレーが実り8番濱野選手のゴールで1点を返す。浦安もパワープレーをやり続ける事は難しい為、ピッチに立つ時間を調整しながらパワープレーをやる時間帯と通常の攻撃を行う時間帯とを分けながらパワープレーを継続。浦安も前からかける時間帯もあったが、途中交代のさいたまGK12番吉村選手のロングスローからチャンスを何度か作り、浦安のプレス回避策の一つとして有効に機能していた。タイムアウトを取りながらパワープレーを続ける浦安はなかなかゴールを奪えず、逆に後半35分、ボールホルダーへアプローチしたさいたま5番坂本選手のパスカットが勢いよく跳ね返り、そのままパワープレーのような形でゴールまで転がり、さいたまが更にリードを広げる。更にさいたまは残り49秒からも16番筏井選手のパワープレー返しでダメ押し。さいたま5-1と大勝し、今季3勝目を挙げた。
(写真:Yasuko Kaneko)