バルドラール浦安ラス・ボニータス 2-2 府中アスレティックFCプリメイラ
<得点者>
06:43 12番鍵谷佳恵(府中)
19:35 17番島崎美和(府中)
19:50 9番江川涼(浦安)
38:41 8番濱野瑞己(浦安)
両チームともに日本リーグに所属するチーム同士、そしてFリーグチーム同士の対戦。前から積極的にプレスをかける府中に対して浦安はGKを活用してプレス回避を図るが、GKがゴールを空けている際に府中にボールを奪われ、12番鍵谷選手の素早い反転シュートが決まり先制は前半7分に府中。浦安は府中のプレスに苦しみながらもボールを奪ってからのカウンターでゴールを狙うが、集中した守りでゴールを守る。逆に府中は20分に浦安陣営でボールを奪い素早くゴール前に折り返した所を17番島崎選手が押し込み2-0とする。しかし直後のキックオフからの攻撃で相手に触らせる事なく、ボールを回し、9番江川選手が味方のブロックを利用してゴール前に侵入。見事なミドルシュートを決めて1点を返してハーフタイムを迎える。
後半もプレスをかける府中に対してケガ人の影響からか少ない人数で回す浦安。自ずと引き気味のラインから一気にカウンターで持ち上がるがなかなか決められない。府中は引いた相手の崩しになかなか有効打が出ず、時間は刻々と過ぎていく。このまま負けられない浦安はラインを上げてボールを奪いに行く。すると相手陣内で8番濱野選手がパスカットしてパス&ゴーでゴール前に侵入するとゴール前のこぼれ球に左足を振りぬきゴールネットを揺らし、土壇場で2-2の同点に追い付く。試合終了間際に府中がビッグチャンスを迎えるが、無人のゴールにスライディングでカバーに入った浦安15番伊藤選手のクリアでゴールを奪えず、このままタイムアップ。Fリーグダービーは勝ち点1を分け合った。
(写真:金子保子)