男女関わらず代表チームを評価する役割も持つJFAフットサルテクニカルダイレクター。今後の活動について伺ってみた。
- 女子代表の今後の活動流れはいかがでしょうか。ユースオリンピックの参加がまだ確定していないとか。
小西氏:現在ユースオリンピックの出場権利を得る事ができたのが、男女のラグビーと女子フットサルとなっています。その中で男女1チームずつが出場できる事になっているので、後はJOCの判断に委ねられる事になります。前回大会はJOCが男女同一種目がユースオリンピックに出場する事は規制したようですが、今回はそういう規制はないようなので、現段階で女子フットサルが出場できるという確約はありません。JOCでこの3チームについてどこが出場できるか早急に検討して決定する事になるかと思いますが、出場資格を得られたばかりなので、現段階でいつまでに回答あるかというのは分かっていません。
また全体の女子の流れというのは海外遠征を考えています。皆さんも感じている所だと思いますが、チームの活動さえ増えれば結果が変わるとも思えないので、やはり日常の環境の変化が最も大事なポイントだと思うので、監督も最後言っていましたが、この経験を選手が自分のクラブに持ち帰って、他の選手に伝えていく事が必要だと思っています。我々JFAとしてもクラブ、監督に言わなくてはならないでしょうし、それをやれる為の組織を作らないといけないと思っています。ユース世代の活動を増やすとか、A代表の活動を増やしていく事を当然しなくてはならないと思っています。
- 海外遠征はどうような形になりますか?
小西氏:A代表でヨーロッパ遠征を考えています。夏場を予定しています。まだ公式レターのやり取りの途中なので、まだ公式にできませんが、そういった予定を立てています。
- 今年の女子代表の活動は以上ですか?
小西氏:そうですね、夏の海外遠征と10月にユースオリンピックに出場できれば、その活動だけになります。来年は10月に2020年のAFC女子フットサル選手権予選があると聞いていますので、今年以上の活動ができるようにしたいなと思っています。男子も女子もフットサルの価値を上げる必要があると思っていますが、代表チームとしては最後は勝たなくてはならないという事だと思いますので、頑張っていきたいと思います。
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