【大会展望】第5回FUTSAL地域女子チャンピオンズリーグsupported by GAViC - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【大会展望】第5回FUTSAL地域女子チャンピオンズリーグsupported by GAViC

2018年2月22日 16:57

 

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(写真は第4回大会決勝より)

 第5回地域女子チャンピオンズリーグ(以下地域女子CL)は2/23(金)〜25(日)の予定で栃木県大田原市の栃木県立県北体育館で開催される予定。今大会を簡単に説明すると全国9地域で開催されている地域リーグの優勝もしくは上位チーム12チームが参加。今回の出場枠は関東が3枠、関西が2枠、その他の北海道、東北、北信越、東海、中国、四国、九州が1枠という内訳となっている。同じような全国規模の大会としては全日本女子フットサル選手権があるが、こちらは日本サッカー協会が主催、地域女子CLは日本フットサル連盟の主催となる。何より違うのは試合時間。全日本だと予選リーグ12分ハーフとなるが、準決勝が15分ハーフ、決勝が20分ハーフのプレイングタイムとなるが、地域女子CLでは予選リーグから20分ハーフで開催。3日間で最大5試合を勝ち抜かないと優勝まで辿り着く事ができない。その為、人数もチーム力も必要な大会と言える。

それでは早速グループ毎に予想をしてみたい。

 

【グループA】

バルドラール浦安ラス・ボニータス(関東2/千葉県)
arco-iris KOBE(関西1/兵庫県)
Safilva Colmillo(北海道)
福井丸岡RUCK(北信越/福井県)

 第一印象としては、「またarcoと丸岡が同じグループか・・・」、次に「浦安もいるから日本リーグ3チームが固まった」。SNSでも話題となったが、死のグループであると言って間違いない。全日本でも同じグループとなったarcoと丸岡の対戦は引き分けで得失点差でグループ突破したのは丸岡で、そのまま優勝まで駆け上がった。日本リーグプレーオフではarcoが雪辱を果たしているだけに、今シーズンの最終決着をつけたいところ。そして浦安はリーグ終盤に向けて徐々に調子を上げている戦術的な引出しの多いチーム。更にColmilloも北海道リーグ7連覇の実力チームで全日本の常連組。ワイルドカードのカギを握る可能性も高いだけに、勝敗はもちろん得失点差も注目され、どの試合も激戦必至だ。

 

【グループB】

フウガドールすみだレディース(関東1/東京都)
SWH Ladies Futsal Club(関西2/兵庫県)
FUN Lady's Futsal Club(東北/宮城県)
member of the gang(東海/三重県)

 このグループも”またか”という印象。フウガドールとSWHLは全日本でも同じグループで同居。直接対決でSWHLが勝利したが、両チームともに準決勝に進出できなかった。しかしこのグループはフウガドール、SWHL、gang共に選手層が厚く、全日本とは違う、20分ハーフの試合をどうマネージメントしてくるかがとても重要となると思われる。グループA同様、勝敗はもちろん得失点差も重要となるだろう。FUNはリーグ戦を見ても人数も少なく選手層で劣るか。しかし全日本の総括で他地域に遅れをとっていると評された東北地域の意地を見せて欲しい。

 

【グループC】

VEEX TOKYO Ladies(関東3/東京都)
LETIZIA FEMNILE(中国/岡山県)
カレビッチ愛媛レディース(四国/愛媛県)
COLAC,O FUKUOKA(九州/福岡県)

 最有力候補は昨年の地域女子CLでも3位となったVEEX。今シーズン全日本出場を逃しただけに、この大会にかけている。シーズンを通じて2セットが熟成。守備力がベースとなっているだけに、安定感は高い。関東3位ではあったが、願ってもないグループと言える。それに続くのは全日本に出場した九州のCOLAC,O、中国のLETIZIAも全国大会出場歴のある実力派。このチームがどれだけVEEXに対抗できるか注目したい。四国のカレビッチは全国大会初出場、どれだけ他チームに食いついていけるか、試合序盤の入り方がカギとなりそうだ。

 

 チーム単位では今季最後の大一番。熱戦が繰り広げられる栃木県立県北体育館では多く人が観戦に来てくれることを期待したい。

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