【優勝インタビュー】福井丸岡ラック - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【優勝インタビュー】福井丸岡ラック

2017年11月17日 21:49

 

福井丸岡ラック田中監督
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 - 初優勝おめでとうございます。苦しかったグループリーグを勝ち抜いた後、準決勝、決勝は楽な展開が続いたのではと感じますが。

田中監督:決勝戦が日本リーグ同士の対戦で安心したと言うか、良かったと思います。決勝の相手サイコロさんとはずっと引き分けが続いていました。圧力が強くて6〜7人でずっと回していたのですが、思い通りの4点、思い描いた通りの試合展開になりました。

 - 優勝の要因は何でしたか?

田中監督:池内の急成長です。彼女がボールをしっかりさばいてくれて、フローターとしてボールを奪ってくれるし、繋いでくれるし、アシストもしてくれる、ウチにとって貴重な戦力になっています。あとは高尾の決定力。凄まじかったと思います。また北川もピッチにいると安心するというか、存在感がありました。田中、横山、準決勝の小林のゴールも大きかったです。選手全員が頑張ってくれました。

 - この後、年が明けて日本リーグのプレーオフがあります。それまで公式戦がなく、真剣勝負の場がありませんが、どのように強化を図りますか?

田中監督:我々は年明け1/2にスペイン、バルセロナへ遠征してカタルーニャ州U-21代表と強化試合を行います。自分達の目標はあくまで世界一になる事であり、スペインの自分達の同年代のチームとどれだけできるか、腕試しをしてきます。

 - 日本リーグ、地域CLの3冠を狙えるのは丸岡だけです。抱負を聞かせて下さい。

田中監督:自分達はもう一つ、今大会でもアルコイリスさんに勝っていないんです。まずは打倒アルコイリスさんで頑張っていきたいと思います。直接対決ではシュート数の差も大きく、力の差はまだまだあると思っています。ただ自分達のフットサルが分かってきました。日本中のいろんな方々から教えてもらったフットサルなので良いトコ取りで頑張っていきたいと思います。

 

福井丸岡ラック10番池内天紀選手
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 - この1年での成長を凄く感じます。

池内選手:大学生が何人か県外に出てしまった事もあって、自分達高校生が頑張らないといけないと思い、いつでも試合に出れるようにと準備してきました。

 - と言いながらも実際に多くの時間出場していましたが、ずっと出ていましたね、体力的にはどうでしたか?

池内選手:最後は結構きつかったです(苦笑)

 - 背はあまり伸びていないようですが(笑)成長した要因は何ですか?

池内選手:ディフェンスはちゃんとできるように意識しました。今まではあまり意識していなかったのですが、シュートを狙う事を意識するようにしました。

 - 決勝点の2点目のカウンターの起点になって、自らゴールを決めたシーンですが、ボールを受ける際の体の動きでカウンターが発動しました。あれは何度か見た事があるのですが、得意技ですか?

池内選手:あれは高尾さんがよくやるんです。見習ってやってます。背も近いのでいつも参考にさせてもらっています。

 - 日本一を取りましたが、次の目標はなんですか

池内選手:世界一です(笑)

 - 年末年始にはバルセロナ遠征、そして日本リーグプレーオフ、地域CLと続きます。意気込みを聞かせて下さい。

池内選手:バルセロナではどれだけできるか試してみたいです。プレーオフではアルコイリスと戦うので、皆で戦えるように自分も上げていきたいし、高校生全員が出れるように、チームレベルアップ目指して頑張っていきたいです。

 

福井丸岡ラック13番高尾茜利選手
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 - 優勝おめでとうございます。

高尾選手:金メダル重いです。というか本当に良かった!感動!なんか分からない感情です。今大会辛かったし。組み合わせ見た時は(アルコイリスと同組で)ヤバイと思いました。状況としても皆で練習できている訳ではないですし。でもやっぱりラックが好きで、このメンバーで優勝したいという想いでずっとやってきたので・・・。

 - 初戦アルコイリスとの対戦で勝たないといけないという想いはあったと思うのですが、1-1で引き分けた時はどうでしたか?

高尾選手:良かったというよりは(先制したので)勝ち切りたかったというのが本音です。もったいない失点だったので。自分が裏を取られたのもありますし、立ち上がりが悪いといのをいつも声かけていたのに、あの時だけ声かけていなくて・・・。あれが無ければ気持ち的にも楽だったと思います。ただまだ終わっていないという気持ちは持ち続けて、自分も皆も諦めていなくて、大会中チームはずっと良い雰囲気でした。

 - 2戦目終わって得失点差で4点差がありました。

高尾選手:ヤバイって思いました(苦笑)でも諦めている人は誰もいませんでした。得失点差で勝ち上がるのは割と得意な方だと思っていましたが、相手がアルコイリス。それでも諦めている人は誰もいなかったです。

- 3試合目は隣で行われているアルコイリスのスコア見えていませんでしたか?

高尾選手:後半途中まで見ていなくて、ベンチに帰ってきた時に5点位上回っているだろうと思ってみたら17-0と15-0で、そこから後は覚えていません。疲れて死ぬかと思いました。あの後の準決勝、決勝は辛かったです。本当に足が動かなくて・・・。

- いやいや両試合とも大活躍でした。決勝は2得点1アシストですから。

高尾選手:でも辛い時はここを乗り越えれば金メダルと思ってずっと頑張ってました。ここまで来たら絶対に獲りたいと思って。

 - 去年負けてから何を一番鍛えましたか?

高尾選手:シュートの決定力です。チャンスいっぱいあったのに決めきれなかったので・・・。

- 今回成果を出せましたね。外しているイメージが強かったですけど、それを続けられるメンタルですかね。

高尾選手:昨年はシュートが決められなくてメンタルをやられてしまって。メンタルもフィジカルも頑張りました。

 - 初めての全日本は北九州、まだ中学生でしたね。悲願の全日本を獲った次の目標は?

高尾選手:チームとしては地域CLも日本リーグプレーオフもありますし、全部タイトル獲りたいです。個人的にはまだまだですが、世界で戦える選手になりたいと思いますが。

 - スペイン挑戦とかいかがですか?

高尾選手:したいです!今回スペイン遠征するのでどれだけできるか試してみたいです。実は今回の遠征絶対に行きたいと親にお願いして、何とか行かせてもらえる事になりました。少しでも自分で稼ごうといまレジのバイトしているんです(笑)本当に楽しみです。

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