【準決勝】
メンバーオブザギャング vs さいたまサイコロ
<得点者>
8分 9番安奈希沙(サイコロ)
12分 8番高橋彩子(サイコロ)
19分 5番坂本枚侑美(サイコロ)
30分 9番伊藤千沙(ギャング)
サッカーなでしこリーグをご存知の方々には懐かしい顔ばかりと言われそうな、両チームの対戦。このベースがしっかりとして、チームの戦術コンセプトははっきりしている。噛み合った見応えのある試合展開の中、先制点を奪ったのはサイコロ。前半8分、9番安選手のゴールで1-0リードする。更に12分にも右サイドのキックインからチョンドンでゴール前にクロスを上げるとDFが両チーム競りながらもボールに触れる事ができず、そのままゴールに吸い込まれ2-0とリードを広げる。サイコロのプレスに対してギャングはシンプルにピヴォを狙い、キープ力を生かして押し上げを計る。前半をギャングがリードして折り返して迎えた後半、4分にサイコロが右サイドでキックインを得ると、サインプレイからゴール前に入ってきた5番坂本選手が体で合わせて追加点を奪う。ギャングはシュートまで持ち込むものの、ゴールを割れないでいたが、試合終了残り40秒、9番伊藤千選手の糸を引くようなミドルシュートが決まり1点を返し、一矢報いた。3-1のスコアでサイコロが勝利し、優勝に王手をかけた。