【2回戦】
さいたまSAICOLO 3-1 ザ・サンキスト
<得点者>
10分 8番高橋彩子(サイコロ)
14分 5番坂本枚侑美(サイコロ)
15分 11番吉川紗代(サイコロ)
30分 4番紙谷選手(サンキスト)
今季の関東リーグでサンキストに苦杯をなめたサイコロだったが、この試合では集中して試合に入ると優勢に試合を進める。前半10分に8番高橋選手のゴールで先制すると、更に追加点を奪い前半の内に3-0とリードする。後半得点こそ奪えなかったが、試合をコントロール。サンキストは終了間際に4番紙谷選手のゴールで1点を返すが、このままタイムアップ。シードのサイコロが盤石の勝利で準決勝進出を決めた。
FFCエストレーラノーボ川口 0-3 ビークス東京レディース
<得点者>
11分 7番服部選手(ビークス)
23分 8番須佐美薫(ビークス)
24分 5番伊藤華恵(ビークス)
リーグ戦では大敗を喫したエストレーラだったが、慎重に試合に入り、粘り強く戦う。しかし先制点はビークス。前半11分に7番服部選手のゴールで先制し、前半は1-0で折り返す。後半に入ってもボールポゼッションの高いビークスが試合を優勢に進め、後半8分に8番須佐美選手のゴール、更に9分にも5番伊藤選手がゴールを奪い3-0とリードを広げてこのまま逃げ切る。危なげない戦いぶりでビークスが全国へ王手をかけた。
バルドラール浦安ラス・ボニータス 2-0 東京府中アスレティックFCプリメイラ
<得点者>
9分 9番江川涼(浦安)
10分 4番四井沙樹(浦安)
浦安の地元で戦った日本リーグでは府中が2-1と勝利を収めた両チームの対戦。前半9分に浦安9番江川選手のゴールで先制すると、直後の10分にも4番四井選手が追加点を奪い、一気に2-0とリードを広げる。府中も反撃に出るが、浦安もGK2番長嶋選手を中心に守り、得点を許さない。後半になってもスコアは動かず、終盤に府中はパワープレーを開始するが、浦安はプレスをかけ続け、パワープレーに入らせない。集中した守りで得点を許さなかった浦安が勝利し、準決勝へ駒を進めた。
タパジーダ 2-2(PK6-7)フウガドールすみだレディース
<得点者>
2分 11番川原田由美(タパジーダ)
7分 7番竹村純子(フウガドール)
23分 5番長谷川明子(フウガドール)
26分 10番篠木選手(タパジーダ)
激しい試合となったタパジーダとフウガドールの試合、タパジーダが11番川原田選手のゴールで先制するが、フウガドールは7番竹村選手のゴールですぐに追いつく。徐々にリズムが出てきたフウガドールは後半8分、ゴール前のシュートのこぼれを5番長谷川選手が押し込み、フウガドールが勝ち越しに成功する。しかしタパジーダも後半11分、左サイドのコーナーキックから10番篠木選手が押し込み同点に追い付く。試合はこのまま2-2でタイムアップとなりPK戦へ突入。両チーム代表活動に参加経験のあるGKながら、6人目まで全員がゴールを決めたが、7人目をフウガドールGK1番杉山選手がシャットアウト。フウガドールが準決勝進出を決めた。
(写真:金子保子)