【第7節】
バルドラール浦安ラス・ボニータス 3-0 ユニアオレディース
<得点者>
24:01 14番笠井奈津子(浦安)
30:09 10番多田千優(浦安)
31:16 10番多田千優(浦安)
共に今シーズンはプレーオフへの進出の可能性はなくなったものの、この後の地域リーグ、そして全日本予選へ向けての態勢を整えたい両チーム。序盤から攻撃を組み立て、シュートまで持ち込む回数が多いのは浦安。GK15番藤田選手を中心に得点は許さない。UNIAOも"らしさ”を追求し、しっかりパスをつないで攻撃をしかけるが、浦安もボールへ激しくプレスをかけ続け、攻撃の芽を早めに摘み取る。前半は0-0で折り返して迎えた後半4分、14番笠井選手のゴールで浦安が先制点を奪うと、更に後半10分、11分に多田選手の連続ゴールでUNIAOを突き放す。UNIAOも試合終盤、パワープレーを仕掛けるが、得点を奪えず、万事休す。この結果、浦安は5位、そしてUNIAOは6位で日本リーグを終える事となった。
<バルドラール浦安ラス・ボニータス試合後記者会見>
米川監督:日本リーグ最終戦で数字の意味では消化ゲームだったのですが、しっかり集中するという事と、我々明日も試合があり、変な感じを引きずりたくもないので、しっかり勝って終わろうと話をして試合に臨みました。内容としては前半はなかなか思うようにできなかったですが、点が入ってから自分達の流れで、ゲームを進められていたので、もっと早くできればと良かったかなと思います。日本リーグのスケジュール自体が非常にタイトで自分達としてはもっと後で良くなるかなと思っているので、代表スケジュールもあるので難しい部分があるとは思うのですが、スケジュールをまばらにしてもらえると、より良いフットサルが見せられるかなと思うので、来年はそういう点に期待したいなと思います。
田中選手:前半ずっと攻めていた中で0-0時間が長く、苦しい時間が続いた中で決めるべき所で点が取る事が大切な事なんではないかなと思いました。ただ、日本リーグが開幕していろんなタイプなチームと試合ができた事はとても良かった事だと思います。今季の日本リーグは私達はもう終わりですが、これから選手権に向けて良い試合ができたのではないかなと思います。
<ユニアオレディース試合後記者会見>
齋藤監督:前回の神戸戦から約一か月、様々な準備をしてきまして、今一度この期間にチームのプレーモデルというものを確認しようという事で、それが我々のストロングポイントになっていくと選手全員にも認識と共通理解をしてもらいながら、取り組んできました。浦安さんとは昨年も対戦させてもらって最終節で1-7、先制点を取って後は失点を重ねた展開だったと思うのですが、チームの相性的には苦手なチームではないかなと思っていました。試合内容としても展開そのものもある程度は想定内であったと思っています。ただ前半に数多くあったチャンスの所で決めきれなかったという所が大きな敗因だったのではないかなと思っています。日本リーグは終わってしまいましたが、この後東海リーグもありますし、しっかり準備していきたいと思います。
巽選手:監督が言ったように、ここ最近の練習は自分達の今までの持ち味という所をしっかり長所として試合運びができるようにという事で、こだわって練習をしてきました。練習試合でやっている感触としてもピッチの中で感覚が合ってきたなという印象がありましたので、今日の試合をとても楽しみにしていました。日本リーグ最終戦になると思っていましたので、しっかりここでチームを1つ順位を上げて終わる事ができたら良いなと思っていたのですが、それができずにすごく残念が想いをしています。ただ本当に東海リーグや全日本がまだありますので、そこでしっかり今の練習が役に立つように、日本リーグのチームが地元で活躍する所を今年の目標として頑張っていきます。