【第10節】
フウガドールすみだレディース 1-1 さいたまSAICOLO
<得点者>
15:19 7番秋田谷美里(SAICOLO)
25:52 21番勝俣里穂(フウガドール)
意外な展開となった試合から1週間前、再び同じ対戦となる両チーム、SAICOLOは前からのディフェンスを継続しながら、それをフウガドールが我慢してプレス回避する展開。フウガドールも前からプレスをかけようとするが、GKからのスローを活用しプレスを一気に回避する。フウガドールが守備ラインを上げにくい状況を作り出してポゼッションを高めたSAICOLOは前半16分、左サイドからの7番秋田谷選手がニアを抜くミドルシュートを突き刺し、SAICOLOが先制。フウガドールもシュートの機会は増やしたいが、遠目からのシュートが多く、なかなか決定機を作れない前半だった。
後半に入り、SAICOLOが良い流れとみられていた6分、右コーナーキックから21番勝俣選手がディフェンスの間に入り込みダイレクトシュートを決めると流れが変わる。フウガドールが一気に勢い付き、猛攻をしかけるが、SAICOLOも一歩も引かず、激しくボールを奪い合う、拮抗する展開が続く。結局スコアは動かず1-1のままゲームセット。2週連続の対戦は勝ち点1ずつを分け合った。