【第4節】
Futsal Clube UNIAO Ladies 3-4 府中アスレティックFCプリメイラ
<得点者>
10:34 9番千田日向子(府中)
11:10 5番藤森由紀(UNIAO)
15:32 9番千田日向子(府中)
18:51 17番島崎美和(府中)
31:02 12番鍵谷佳恵(府中)
33:07 8番森本ゆう子(UNIAO)
38:56 7番加藤愛(UNIAO)
地元開催、ホームで921人を集めたUNIAOのホームゲーム。一つ一つのプレーに大きな歓声が沸き上がり、ホーム独特の雰囲気を作り出す。しかしそこに府中が襲い掛かる。前半11分に9番千田選手の豪快なゴールが決まり府中が先制点を奪う。しかしUNIAOもすぐさまゴール前のルーズボールを5番藤森選手が押し込み同点に追い付く。しかし好調府中は16分に9番千田選手のこの日2点目のゴールが決まり2-1と府中が再び勝ち越しに成功。更に19分にも17番島崎選手が押し込み3-1と府中リードで前半を折り返す。ホームで2点のビハインドを背負ったUNIAOは流れを変えようと持ち前のパスワークで攻撃を組み立てるが、次の得点も府中。後半12分に12番鍵谷選手のゴールが決まり4-1。ここからUNIAOは4番市原選手をGKにしてパワープレーを開始。すると34分に8番森本選手がゴールを奪い4-2。勢い付くUNIAOは観客の後押しを受けて更に攻撃を仕掛ける。パワープレーのGKを7番加藤選手に交代するとその加藤選手が39分にゴールを奪い4-3と1点差に追い付く。しかし残された時間でゴールは生まれずタイムアップ。4-3でアウェイの地で府中が勝利首位をキープした。
<Futsal Clube UNIAO Ladies試合後記者会見>
齋藤監督:前節丸岡戦での大敗を受けて監督としても、個人的にも、選手のモチベーション的にもとても良い経験をさせてもらいました。そこから立ち直るのは正直苦しい、難しい事でしたけれども、逆に我々には先が4つあるという事で前向きに捉えようとチームで話をして、この府中戦に賭けていました。ホーム開催という事で本当に様々な方に協力をしていただき、多くの方に会場で応援していただいてとても光栄ですし、だからこそどうしても勝ちたかった試合だったんですが、少し失点の仕方がまずかったかなという所が結果的に響いてしまったゲームだったかなと思います。次また試合が続きますが、そこに向けて準備したいと思います。
巽選手:監督が言った通りなのですが、大敗からチームとしてどうやってやっていけば良いのだろう、1年間始まったばかりだけど大丈夫なのかなという不安の中で、全日本愛知県予選もありましたし、東海リーグも始まってそこでしっかり勝てた事は日本リーグに向けて前向きな気持ちにさせてくれました。「観に行くね」と言ってくれた人も多くいたので、ホームゲーム、この会場MAX2,000人を埋めたいという想いで、お祭りに顔を出させてもらったり、フットサルの会場へ行って挨拶したり、地道な活動をしてきたにも関わらず、勝つ所を見せられなかったというのはすごい悔しいです。勝つ姿を見せたかったという想いが強く残っていますが、観てもらえるきっかけにはなったのかなと思いますので、また成績を残して勝てるようになったのかなと思いだしてもらえ、また観に来てもらえるように、フットサルを普及するような活動も含めて頑張って行きたいと思いますし、実力を付けていきたいと思います。
<府中アスレティックFCプリメイラ試合後記者会見>
松田監督:今日の試合はウチの方が順位が上で、相手がホームゲームという所もあり、相手に気合が入っている事は分かっていました。そこでウチはプレーをいつも通りできるかという所の勝負だと思っていました。昨日も(全日本の)試合があった中でどの位選手が回復したり、どういう事ができるのかという事をやりながらのゲームの作り方だったのですが、選手が走り切ってくれて良い結果を掴めたのが、結果を出すリーグとしてはとても良かったと思います。ただ自分達で楽に試合を進める為にフィニッシュの弱さ、タイミングの所のズレは課題でしたが、ギリギリ勝てたのはすごく良いゲームだったんではないかと思います。会場でも本当にホームゲームの雰囲気が良くて、この中で試合をさせてもらった事も本当に良かったと思います。
縄田選手:アウェイ感が凄くて入場から子供達が盛り上げてくれたり、いろいろな意味での緊張感があって、昨日(全日本)選手権で2試合したという事もあり、この2日間で3試合必ず勝つという目標があったのでそれが達成できたのは良かったです。ただ前からのプレスをかけた中で点が取れなかった事が心残りというか、シュート数で上回っていたのに得点にあまり繋がらなかったのが、今後の課題だと思います。