【Cグループ】
死のグループを首位で勝ち抜いたのは北信越地域代表の福井県女子選抜。初戦2試合共に引き分けで始まり、混戦模様と見られたが、福井県と千葉県が抜け出し最後は得失点差に。会場の関係でこのグループのみ同時開催ではなかった為、千葉県の結果を見て福井県はあと何点取れば首位通過と目標が立てやすかった事も優位に働いたかもしれない。福井県は今年は福井工大の選手がおらず、ほぼ福井丸岡RUCKの単独チームと言えるメンバー構成。セット交代はせず、少ないメンバーで回す事で安定感はあるが、体力面では厳しい様子も伺えた。しかし3試合目では7番田中選手のケガもあり、積極的に若い選手を活用し、更に得点を重ね、準決勝を迎える事となった。
2位の千葉県は調子が徐々に上向きつつある様子。どの相手も難しい相手ながら徐々にペースを上げ、県リーグの選手も何かを起こしてくれるのではという期待感がある位に躍動。遜色ない活躍を見せ、ワイルドカードの権利を手に入れた。
関西予選で強豪兵庫県を退けて3年ぶりの優勝を狙っていた大阪は残念ながら勝ち星を奪えず予選敗退。しかし実力的には準決勝進出を決めたチームとは紙一重。ここで決めていれば、ここを守り切れればという場面が悔やまれた。
北海道は最下位となったが、死のグループで健闘を見せた。例年になく、多くのチームより選手を選出。個の力はもちろん、チームとしても高い完成度を見せ、北海道の競技力の高さを感じた。
大阪府女子選抜 2-2 北海道女子選抜
<得点者>
5分 6番石戸谷選手(北海道)
11分 10番杉選手(大阪府)
14分 10番高橋選手(北海道)
16分 10番杉選手(大阪府)
千葉県女子選抜 1-1 福井県女子選抜
<得点者>
3分 3番小川選手(千葉県)
21分 5番五十嵐選手(福井県)
大阪府女子選抜 1-4 福井県女子選抜
<得点者>
13分 8番櫻田選手(大阪府)
14分 9番北川選手(福井県)
15分 13番高尾選手(福井県)
19分 9番北川選手(福井県)
29分 7番田中選手(福井県)
北海道女子選抜 1-3 千葉県女子選抜
<得点者>
15分 7番江川選手(千葉県)
22分 7番江川選手(千葉県)
25分 14番笠井選手(千葉県)
26分 9番米永選手(北海道)
大阪府女子選抜 0-5 千葉県女子選抜
<得点者>
2分 3番小川選手(千葉県)
3分 4番四井選手(千葉県)
14分 11番池田選手(千葉県)
16分 オウンゴール(千葉県)
19分 4番四井選手(千葉県)
北海道女子選抜 0-7 福井県女子選抜
<得点者>
11分 13番高尾選手(福井県)
15分 13番高尾選手(福井県)
20分 19番山川選手(福井県)
22分 13番高尾選手(福井県)
22分 2番横山選手(福井県)
29分 15番窓岩選手(福井県)
29分 14番前田選手(福井県)