Bardral浦安Las Bonitas 0-4 VEEX TOKYO Ladies
<得点者>
5分 5番伊藤選手(VEEX)
9分 5番伊藤選手(VEEX)
34分 5番伊藤選手(VEEX)
38分 10番吉林選手(VEEX)
混戦の優勝戦線、勝ち点を伸ばしたい両チーム、立ち上がり優勢に試合を進めたのは浦安。4-0攻撃システムでポゼッションを高めてVEEXのゴール前に攻め込む。これをVEEXのGK1番森選手のファインセーブで防ぐと前半5分、VEEXは中盤でのパスカットから3対1の場面を作り、5番伊藤選手がファー詰めを決めて押されていたVEEXが先制点を奪う。更にVEEXは9分にも5番伊藤選手がゴール前ディフェンスと競りながらスライディング。一度は防がれたが、倒れながらも足を延ばして執念で押し込み2-0とVEEXがリードを広げる。対する浦安は前半16分に3対1の場面を作るがGK1番森選手の飛び出しで防ぎこぼれたボールがゴールに入りそうになるところを10番吉林選手がゴールポストに衝突しながらも気迫のスライディングで防ぎゴールを死守する。前半は2-0とVEEXリードで折り返した。
迎えた後半は一進一退。しかし浦安はなかなか前線へボールを運べず、3-1のシステムでもパスの出し手とピヴォの意図がうまく合っていないように感じる。後半も半分を過ぎた辺りからよりシンプルに前を狙う事で浦安の攻撃が活性化。しかし後半14分、カウンターで右サイドを駆け上がったVEEX7番服部選手からの折り返しをまたもや5番伊藤選手が左足で合わせてゴール。5番伊藤選手はハットトリックを達成し、3-0とする。浦安は残り5分から6番田中選手をGKにしてパワープレーを敢行。惜しい場面を作るがVEEXのゴールをこじ開ける事ができない。逆にパワープレーに入れさせないように前からプレスをかけるVEEXは10番吉林選手が敵陣でボールを奪うと無人のゴールに流し込み点差を広げる。試合はこのまま終了。VEEXは優勝争いに踏みとどまる貴重な勝ち点3を手に入れた。