FUGADORすみだレディース 0-2 VEEX TOKYO Ladies
<得点者>
6分 5番伊藤選手(VEEX)
17分 15番小出選手(VEEX)
全日本女子フットサル選手権ではPK戦の末にVEEXが勝利、関東リーグ1stステージではFUGADORが勝利し、今季3度目の対戦。試合の立ち上がりはやや慎重か。互いにリスクを避けずにシンプルにボールをつなぐ。しかし前半6分に試合が動く。右サイド9番四宮選手がワンツーで抜け出てからのシュートパスにファーサイドの5番伊藤選手がスライディングで合わせる、お手本のような攻撃パターンでVEEXが先制する。VEEXは途中までセット替えをするが、徐々に交代ローテーションに移行。相手の状況に応じて変更している様子。FUGADORはトランジションから攻撃に出る場面も何度かあったが、なかなかパスで崩してという状況ではなく、プレスをかけられた裏のスペースを使おうとするVEEXの方が効果的に見えた。17分FUGADORがゴール前でのパス回しでタイミングが合わなかったところを15番小出選手がパスカットしそのまま素早く放った低い弾道のシュートが決まり2-0とリードを広げる。
後半に入ると逆にFUGADORが優勢に試合を運ぶ。後半はトランジション中心の攻撃となったVEXXに対して何度もゴール前に迫るがトラップ、そしてシュートがバーを叩くなどあと一歩でゴールをこじ開けられない。VEEXは攻撃はうまくいかないながらも守備ではベンチからの声もあり、集中力を切らさず、最後は体を張ったスライディングでゴールを許さない。前半と後半で様相の変わった試合は前半のチャンスを着実に得点につなげたVEEXが勝利。1stステージのリベンジを果たした。