FOREST ANNEX 2-1 FFC Estrela NOVO川口
<得点者>
12分 9番宮原選手(ANNEX)
20分 19番森谷選手(Estrela)
32分 オウンゴール(ANNEX)
未だ勝ち点を得る事ができないANNEXは試合序盤から積極的にプレスをかける。このプレスに押され気味のEstrelaは思うようにパスを回せない。何とかピヴォへ入れようとするが、思うように前線での起点が作れない。ANNEXはこのプレスの勢い同様、シュートへの意識も高くベンチの雰囲気も良い。すると前半12分、ANNEXは自陣から9番宮原選手がカウンターで持ち上がると、そのまま左足でトゥーキック。ポストを戦いながらもゴールに吸い込まれ、優勢気味に試合を進めていたEstrelaが先制点を奪う。9番宮原選手は突破力があり、この後もEstrelaは対応に苦慮する事になる。Estrelaは何とかプレスを回避してピヴォへ入れたい所だったが、パスの出し所に迷う事で、更に寄せられボールを失う場面がたびたび見られ、思うように攻撃を組み立てられない。しかしEstrelaは前半残り44秒、左サイドのキックインからのセットプレーで守備を混乱させ、19番森谷選手がファーサイドでボレーシュートを決めて前半終了間際に1-1の同点に追い付いた。
後半に入り、ANNEXはラインを少し下げ、お互いにボールポゼッションが高まったが、逆にカウンターの場面が減り、試合はこう着状態が続く。それでもANNEXはパスを広いスペースへ早めに飛ばすようベンチから指示があり、大きな展開から縦を狙おうという意図が見られる。すると後半12分、左サイドのコーナーキックから戻したボールを9番宮原選手がダイレクトでシュート。これがディフェンスに当たってコースが変わりゴールネットを揺らした。残り5分からEstrelaはパワープレーを開始。しかしANNEXも集中した守りを見せEstrelaに得点を与えず2-1のままタイムアップ。ANNEXは今季選手権を含めて公式戦初勝利を挙げ、勝ち点3を得た。