【優勝インタビュー】arco-iris KOBE小屋監督 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【優勝インタビュー】arco-iris KOBE小屋監督

2016年10月30日 22:43

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素晴らしいライバル関係。

全ては勝つ為に、強くなる為に、世界で戦う為に・・・

 - 2年ぶり4回目の優勝おめでとうございます。

小屋監督:ありがとうございます。

 - 昨年は兵庫県から1チームしか関西大会へ進めず、悔しい想いをしたのではと思います。

小屋監督:勝負事なので勝ち負けがあるのは当然の事です。素晴らしいSWHさん相手にやる事ができていない、良い準備ができていないと負けてしまうという事が勉強になりましたし、反省しました。日本リーグが始まった中で、いろいろやらなくてはいけない事が多い中、しっかりと準備ができて、この結果を残せた事は成功だったと思っています。

 - お互いに知り尽くしたチーム同士の試合でした。決勝戦に臨むに辺り、注意していた点はどんな事でしょうか。

小屋監督:ボールポゼッションもうまいですし、フットサルとして比べるとSWHさんの方が格上だと思っています。その中で我々の強さというと逞しさ、、切り替えの早さを含めたスピードという所です。これらは少し気を付ければ誰もができる事だと思うので、どの試合でも同じように地道に着実に遂行して行こうと思っていました。その上でSWHさん対策を伝えましたが、それよりも自分達のフットサルを貫く事が重要だと思っていました。

 - 決勝では意外に差がついたように感じました。

小屋監督:攻め続けて心が折れてしまうというか、チャレンジしきれなくなってしまう、違う選択肢を選ぶ、弱気になる、ネガティブになるのがいけない事だと思っています。我々は失敗を恐れない、失敗しても続ける、チャレンジする事が相手にとって一番の脅威だと考えています。継続していく事、恐れない事をチームとして意思統一した結果がスコアに表れたのだと思います

 - やりたかった兵庫県同士の決勝。またより強いライバル関係ができたのではないでしょうか。

小屋監督:雑誌やメディアで言われる事ですが、良いライバルがいて、良い前進ができるのかなという事を実感しています。決勝で戦いたいからとライバルを応援する、そんな関係ができるのは本当に素晴らしい事だと思います。やりたくない、当たりたくないと考えてしまう事が多い中、我々は前年チャンピオンのSWHさんと決勝でやりたい、絶対に勝ちあがって欲しいと言える事は本当に良い関係だと思います。是非この関係を続けて行きたいと思います。

 - 来年連覇がかかってきます。抱負をお聞かせ下さい。

小屋監督:連覇という事はもちろん、目の前の試合を全て勝つ、我々は勝つ為にやっているので、それがarco-irisの分かり易いチームカラーだと思っています。勝つ為に何をすべきか、どんな準備をしなくてはいけないか、どんな事を考えなくてはいけないか、勝つ為だけにやっています。その中で見ている人に勇気や感動を与えられるようになれたらよいなと思っています。

 - もう一つだけ。今回優勝と共にフェアプレー賞を獲得しました。第8回大会で地元神戸でも初優勝を飾った際にもフェアプレー賞を獲得しましたが、会場から「エッー」という声が聞こえました。しかし今回は会場から多くの拍手が送られました。Fリーグ等でフットサル観戦の文化ができつつあるという事もあるかと思いますが、arco-irisのフットサルとその強さを讃えるものだったのでは思います。

小屋監督:なかなか表現が難しいですが、やはり、クリーンなプレートラフなプレー、タフなプレーはしっかりとチームで見極めなくてはならないと思っています。世界と戦う為にはクリーンなだけでは戦えなくて、タフに強く、激しく、早く、その中でギリギリの攻防が必要だと思っています。もちろんレフリーに判断はお任せしていますが、その部分には本当にこだわっています。見ている方々にはそれが激しいな、荒いなと感じている人もいらっしゃるかと思いますが、勝つ為、強くなる為に、世界で戦う為に必要な事だと思っています。賛否両論あるとは思いますが、継続していこうと思っています。

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