FFC Estrela NOVO川口 1-2 shoot anilla
<得点者>
13分 10番高畑選手(anilla)
37分 8番桑原選手(Estrela)
37分 15番東山選手(anilla)
前節運営でお休みだったEstrelaの対戦相手は今季1敗1分けと未勝利のanilla。試合開始から両チーム共に前からプレスをかける。いわゆるY字でのイプシロンで積極的にボールへとチャレンジする為、両チームともに思うように回避できず、次第にロングボールが多くなり、ボールを繋げない。何とか前線に張るピヴォへと入れたい所だが、そこへも厳しくチェック行く為、ボールが収まらず落ち着かない展開が続いているように見えた。徐々にEstrelaがチャンスを作り、バーに当たる等、徐々に攻撃が活性化してくる。前半13分、左コーナーキックを得たEstrela、このセットプレーをカットしたanilla19番三浦選手が独走でGKと1対1のチャンスを作る。一旦はGKが体に当てるが、走り込み、こぼれ球を拾った10番高畑選手がループ気味に放ったシュートがゴールへと吸い込まれた。押され気味だったanillaは一瞬の隙を突いた見事なカウンターで先制点を奪った。
後半に入り、前半以上にパスが繋がらない展開となったこの試合、お互いに我慢比べをしているようにも見える。一見、パスが繋がらず、停滞しているように感じるかもしれないが、お互いにリスクと付き合いながら、相手の隙やギャップをどうやって突いて行こうか探っているようにも見える。刻一刻と時間は過ぎて行き試合も終盤を迎え、そして試合が動く。Estrelaは後半17分コーナーキックから8番桑原選手がミドルシュートを叩き込み同点に追い付く。しかしその34秒後にanilla15番東山選手の3戦連続ゴールで再びanillaがリードを奪う。すぐさまEstrelaはパワープレーを試みるが、anillaは前からプレスをかけ続け、チャンスを作らせず2-1のままタイムアップ。戦略性の高い好ゲームは2-1とanillaが勝利し、今季初勝利を飾った。