既にご存知の方も多いかと思いますが、関東女子フットサルリーグ開幕前の6/11(土)に関東フットサルリーグオフィシャルHPに以下のニュースが掲載されました。
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(http://www4.vlcm.net/event/pc/common/news/newsPreview.cfm?nid=7789&cssnm=NewsStyleより)
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ふと他のスポーツはどうなのかなと思い、調べてみましたが、なでしこリーグや日本バレーボール協会でこのようなサイトを見つけました。会場での撮影については規制しているスポーツもあるようです。
なでしこリーグ(サッカー)
http://www.nadeshikoleague.jp/news/2012/0410_1500.html
日本バレーボール協会
http://www.jva.or.jp/jva/marketing.html
今回関東女子フットサルリーグから規制が出たのは、これだけスマホ、SNSが普及し、肖像権やプライバシーに関する権利、解釈が変化してきている事もあげられると思います。ただこれだけ問題になったのは以下のような事があった事も影響しているのではないでしょうか。以下は実際に選手や関係者から聞いた話です。
・選手を大勢で取り囲み、2ショット写真をねだる。
(道を防がれてしまい、逃げられなくなった事もあったそうです)
・SNSを使って手当たり次第にメッセージを送る、または1日10通以上のメッセージを送り続ける。
(ストーカー?)
・選手が脱ぎ忘れたジャージを写真で撮影する。
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当該の選手、チーム共に非常に困っているようですが、応援していますと言えば、無下に断ることはしづらくなります。それでも最近はチームから止めて欲しいという情報発信や、観客席への立ち入りを規制する動きもあるようです。これは今回のお願いも含めてチームや運営側が選手を守らなくては!となったのではと推測しています。実際にリーグ戦は選手たちが中心となって運営されています。今回のリーグからのお願いは選手を守りながら、且つ運営の負担を減らす為の苦渋の決断だったと思います。ルールが守れないのであれば運営している選手達の負担が増える事になります。それはチーム、選手を応援している方々の本意ではないのではと考えます。以前にもコラムで書いた事がありましたが、国内でプロとしてプレーしている人はほとんどおらず、女子フットサル選手は仕事もプライベートもあるアマチュア選手です。確かに今回のお願いを残念に感じる方々も多いと思いますが、肖像権やプライバーという考え方は時代と共に変化してきいます。当方もメディアとして弁護士や専門家等と相談しながら、その解釈の変化に対応すべく日々勉強中です。女子フットサルが普及、発展していく為にもみんなで選手の事を気遣って暖かく見守りながらも時には厳しい意見も言える、そんな環境になって行って欲しいなと心から願っています!