<準決勝>
丸岡RUCKレディース 4-2 member of the gang ladies
<得点者>
1分 13番高尾選手(丸岡)
13分 6番田中咲選手(gang)
15分 11番小林選手(丸岡)
18分 5番五十嵐選手(丸岡)
37分 11番小林選手(丸岡)
40分 19番榎木園選手(gang)
東海リーグで凌ぎを削った両チーム。今までの東海リーグでの対戦は3勝1分で丸岡が勝ち越している。試合開始早々の前半19秒、丸岡はピヴォ当てからの落としを13番高尾選手が小さいモーションからのトゥーキックでgangのゴールを奪い、丸岡が先制点を奪う。序盤積極的にプレスをかける丸岡が攻勢。gangは引き気味に守備ラインを敷いて一気にカウンターを仕掛けるが、丸岡のボールポゼッションの時間が長く、1対1での仕掛けも鋭く、丸岡の攻撃に手を焼く時間が長かった。それでも前半13分、右コーナーキックから2人の門の間に入った6番田中咲選手がドンピシャのタイミングで浮き球を合わせて1-1に追い付く。すぐに反撃をしかける丸岡は前半15分、11番小林選手が右サイドで1対1を仕掛けて放ったシュートはニア上の絶妙なコースにねじ込み、2-1と再び丸岡がリードを奪う。更に18分にも左コーナーキックから5番五十嵐選手のゴールで追加点を奪い3-1とした。
後半に入り、gangは戦い方を徹底してきた。シンプルにピヴォへ張る19番榎木園選手、4番田中真選手にボールを入れると一気に押し上げを図り、スペースに飛び込んでいく。丸岡のプレスに思うようにボール回しできない時もあるが、キックイン、またはGKスローからでもピヴォへのボールを徹底。回避も兼ねて一気に攻撃へ移行する。丸岡は戦術的に特別な動きはないものの、ピヴォ当て、サイドでの仕掛け等で攻撃を組み立てる。丸岡の攻撃の時間は長いが、ganaのGK1番佐藤選手が何度もビッグセーブを見せ、ゴールを死守する。しかしgangも疲れが見え始めた終盤、パスカットから一気に数的有利を作った丸岡は11番小林選手が押し込み4-1と3点差とする。しかし最後まで気力を落とさないgangは試合終了残り13秒、19番榎木園選手がゴール前でディフェンスを背負ってボールを受けると反転シュートを決めて1点を返す。しかし試合はこのままタイムアップ。東海ダービーを制した丸岡が昨年に引き続き決勝進出を決めた。