arco-iris KOBE 2-0 SWH Ladies Futsal Club
<得点者>
13分 9番関灘選手(arco)
22分 オウンゴール(arco)
昨年に引き続いて、同じ会場での頂上決戦。そして最強兵庫を象徴するチームの対戦。選手権兵庫県大会敗退で全国への道を閉ざされたarcoは徹底的にスカウティングを行ったのかキーマンとなるであろう選手を徹底マークし、自由にプレーさせない距離でディフェンスに付き、カバーリングを意識した守備陣形を引いた。そして前からかけてくるSWHLに対して無理せずGKからもロングボールを使いプレスを回避する。この日先発起用の1番古市選手は相手ゴールまで一気にスローが可能な為、それがチャンスになる場面もあった。シンプルにリスクを背負わないarcoに対してSWHLはボールポゼッションを高く保ち、スペースを狙う事でチャンスを創り出すがゴールを奪う迄至らない。すると前半13分、左サイドを抜け出た9番関灘選手の左足シュートが決まりarcoが待望の先制点を奪う。
1-0で折り返した後半、シンプルにプレー強度高く戦うarcoと戦術的に細かなパス回しで攻めるSWHLの見応えのある試合展開が続く。次の得点は後半7分、ゴール前の混線の中からオウンゴールでarcoが追加点を奪った。リードを広げたarcoは前半開始時同様にリスクを極力背負わず、よりシンプルに前線へボールを供給しキープ力を生かして起点を創る。それを奪って一気にカウンター局面となる事もあったが、arcoが集中力を切らさずに守りきる。結局2-0のスコアのまま試合終了のブザー。arco-iris KOBEが関西リーグ2連覇を果たした。