LY Festilo 1-4 VEEX TOKYO Ladies
<得点者>
20分14番青山選手(VEEX)
26分25番佐藤聡選手(Festilo)
27分11番多々良選手(VEEX)
28分17番渡部選手(VEEX)
29分10番吉林選手(VEEX)
この試合よりVEEX10番吉林選手がスペインより復帰。更に選手層が厚くなったVEEXは試合序盤より主導権を握る。前からプレスをかけるFestiloを巧みなパス回しで交わし、ボールポゼッションはVEEX優位。しかし慎重になりすぎたかシュート自体は少なく、また遠目からのシュートが多い。Festiloの守備も決して良い訳ではないが、GK1番芹澤選手が大当たり。チャンスに好セーブを連覇し得点を許さない。FestiloはVEEXの速いプレスに阻まれ攻撃はままならなかったが、0-0とスコアレスで前半を折り返した。
後半に入っても守るFestilo、攻めるVEEXの構図は変わらないが、両チームともにゴールネットを揺らす事ができない。ようやく得点が生まれたのは後半5分、右コーナーキックから流れてきたボールにVEEX14番青山選手が放ったシュートがゴールに吸い込まれ待望の先制点を奪う。押し込まれ、パスすらつなげない状況のFestiloだったが、後半11分25番藤田選手がディフェンスとGKの間へのロビングパスを頭で合わせると緩やかな弧を描いてゴールに吸い込まれていった。意気上がるFestiloだったが、直後の12分左サイドから11番多々良選手が左足のトゥーキックを突き刺し、すぐさま勝ち越しに成功すると、続く13分には17番渡部選手が10番吉林選手のキープからのパスをゴールへ流し込む。更に14分にもGK1番森選手のパンとキックに反応した10番吉林選手がGKの鼻先でボールに触り、そのままゴールへ。苦しみながらも終わってみれば4-1と大勝したVEEXはこの勝利で2位へ浮上した。