golrira shizuoka 2-4 Frontier FC
得点者:1分4番池田選手(golrira),4分オウンゴール(Frontier),29分8番稲葉選手(Frontier),36分7番中塚選手(golrira),37分13番小野選手(Frontier),39分オウンゴール(Frontier)
ゼビオ東海F女子リーグ開幕戦は静岡ダービー。試合はいきなり動く。左サイド18番小畑選手のパスをゴール前で受けた4番池田選手がゴールを奪い、golriraが先制。これに対するFrontierは4分新加入の19番鈴木選手が左サイドの5番宮本選手へ展開してゴール前へ飛び出すと戻りながら足を出したDFに当たりオウンゴールとなり同点に追いつく。前半は一進一退の攻防。golriraはカウンターを狙う様子もあるが、ポゼッションした際にはクワトロの形からサイドでパラレラという意図が見える。一方のFrontierはヘドンドベースで相手の守備陣形を見て間に顔を出したり、ディフェンスの裏へ飛び出す形で攻撃を組み立てていた。
後半に入って優勢に進めたのはgolrira。体の向きが良い為か、早い判断からダイレクトでパスを出し、Frontierの守備に的を絞らせず、良い形から思い切りの良いシュートを打つ。しかし次の得点はFrontier。後半9分、ヘドンドで回しながらディフェンスの背後に一気に走り込んだ8番稲葉選手にダイレクトでボールが入ると鮮やかなバックヘッドが決まり、勝ち越しに成功する。しかしgolriraも徹底した試合運びを見せ、後半16分、ダイレクトのパス回しから7番中塚選手がゴールを奪い、2-2と同点に追いつく。非常に見応えのある試合は試合終盤に。この後、勝ち越し点を奪ったのはFrontier。右サイド見事なボディシェイプからのトラップで抜け出た19番鈴木選手のパスを5番小野選手がゴール前で合わせて3-0。更に19分にも5番宮本選手が左サイドから巧みなドリブルでディフェンスを交わしシュート。記録はディフェンスに当たってのオウンゴールとなったが、見事な得点だった。試合は4-2でFrontierが勝利。しかし6人でこれだけの試合展開を見せたgolriraも大健闘。素晴らしいゲームを見せてくれた両チームに観客席から大きな拍手が沸き起こった。