SAICOLO 5-1 the sunkisst
得点者:17分14番三好選手(SAICOLO),19分6番木原選手(SAICOLO),25分10番堀田選手(SAICOLO),34分17番田中選手(sunkisst),34分12番長谷川選手(SAICOLO),36分11番吉川選手(SAICOLO)
昨季2位と過去最高位の成績を残し、今季新監督を迎え、関東リーグで実績のある選手の加入が続いた注目のSAICOLOの相手は、今季より関東参入で勢いのあるsunkisst。試合序盤はお互いに激しくボールに寄せ、各所で体をぶつけ合う。この日ファールの基準がやや寛容な事もあったか、コートに選手が倒れる場面が多く見られた。それでも徐々にボールポゼッションを高めるSAICOLOだったが、逆にボールポゼッションする事で更に激しくプレスするsunkisstに苦戦する事となる。プレー強度と切り替えの早さを見せるsunkkistにSAICOLOが手を焼いているようにも見えた。sunkisstは無理してつながず、カウンターやゴールキーパースローから一気に攻撃をしかけ、チャンスを作り出す。激しいプレスに前半17分にsunkisstは5ファールを重ねた直後、自陣からのキックイン戦術から一気に敵陣にボールを受けた12番長谷川選手がシュートパス。そこへ14番三好選手がダイレクトで合せてSAICOLOが先制点を奪った。続く19分にはsunkkistが6つ目のファールを犯し、SAICOLOに第2PKが与えられる。このチャンスに6番木原選手が豪快にシュートを叩き込み2-0とリードした。
得点を奪った事で後半、SAICOLOの出足が一気に良くなる。切り替えが早く、特に攻撃への切り替えが早くなりカウンターからもチャンスが生まれてくる。前半5分、SAICOLO10番堀田選手が自陣パスカットからディフェンスをかわし、豪快にファー下にシュートを決めたのは圧巻。会場からため息が漏れた。3点のリードで余裕を持って試合運びができるようになったSAICOLOはパス回しの本領発揮。クワトロを軸にしながら、ピヴォを置いての攻撃等、多彩な攻めを見せる。しかし34分カウンターの応酬からsunkkistが17番田中選手のゴールで1点を返す。意気上がるsunkisstだったが直後にSAICOLOは左サイドを突破した12番長谷川選手がゴール前の5番坂本選手へパス。ワントラップして放ったシュートがポストを叩くが、ここに詰めた12分長谷川選手が流し込み再び3点差リードとした。更に後半16分にもライン間を使った鮮やかなパス回しから11番吉川選手が押し込み5-1とした。sunkkistも得意のキックインからのセットプレイでゴールを狙うが、SAICOLOはこれをシャットアウト。新生SAICOLOが幸先良い勝ち点3を手に入れた。