【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節TapaZida vs 府中アスレティックFCキンツェム - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節TapaZida vs 府中アスレティックFCキンツェム

2015年5月 3日 20:00

TapaZida 2-3 府中アスレティックFCキンツェム

得点:4分14番高城選手(キンツェム),10分7番森選手(TapaZida),20分12番芦澤選手(キンツェム),25分7番森田選手(キンツェム),27分15番伊藤選手(TapaZida)

 

 昨季、優勝まであと一歩に迫ったTapaZidaに対するはエントランスリーグ参入後、同期のVEEXの陰に隠れながらも共に1年でエントランス、2部を卒業し1部へ昇格したキンツェム。

 試合開始よりボールポゼッションはややTapaZIda優勢。キンツェムもかつては府中プリメイラとして1部で戦っていた選手も多い為、経験は豊富で守備のバランスが非常に良い。この守備ブロックをTapaZidaが崩せないでいた前半4分、キンツェムはピヴォアラチェンジで中央へ入ってきたアラの14番高城選手へパス。後ろから入ってきたループパスをボールの落ち際に思い切りボレーで振り抜くと糸を引くような低い弾道がファーサイド絶妙なコースに決まり、キンツェムが先制。気を取り直したTapaZIdaは高いポゼッションを活かしてクワトロでボールを回し徐々にゴール前へと迫る。すると11分、TapaZida森選手のミドルシュートが決まり、同点に追い付いた。TapaZIdaもいつものような活気を取戻すが、シュート数は10本とやや少なめの前半だった。

 前半を1-1で折り返して迎えた後半4分、勝ち越し弾を決めたのはキンツェム。12番芦澤選手がゴールで前でDFを背負いながらも反転して左足シュート。一度は防がれたが、こぼれ球を押し込み2-1と再びキンツェムがリードした。ボールポゼッションはTapaZida優勢ながらもなかなかシュートまで持ち込めないTapaZIda。しかしハーフライン付近に守備ラインを引き、スペースを埋めて守る府中の守りを崩せないでいた。次の得点もキンツェム。後半10分、右サイド深い位置で14番高城選手がDFを背負ってボールをキープ。そこに走り込んできた7番森田選手が走り込み左足ミドルシュートを放つとDFに当たった為にコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれていった。3-1とされたTapaZIdaはここから積極的に選手交代を行い、追い上げを図り、後半12分に15番伊藤選手のゴールで1点を返すが反撃もここまで。優勝候補のTapaZIdaをキンツェムが撃破し、波乱の1部開幕試合となった。

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