【試合レポート】関東女子フットサルリーグ参入戦湘南フットサルクラブペローダ vs CANA CRAVO FC - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】関東女子フットサルリーグ参入戦湘南フットサルクラブペローダ vs CANA CRAVO FC

2015年2月 1日 22:05

湘南フットサルクラブペローダ(神奈川県) 1-3 CANA CRAVO FC(千葉県)

得点者:6分9番富田選手(CANACRAVO),23分23番山室選手(湘南),27分11番石川選手(CANACRAVO),30分10番塚八選手(CANACRAVO)

 

 神奈川県リーグ優勝で初の参入戦の湘南に対するは無欲の勝利で千葉県リーグ優勝を果たしたCANA CRAVO。CANA CRAVOは柏に本拠地を置く中学生チーム。元ブラジル代表で柏レイソルに在籍した事もあるカレッカがプロデュースしたカナリーニョFCのなでしこチームとして設立。今年度は全日本女子ユース(U-15)選手権(サッカー)にも出場している。

 CANA CRAVOはクワトロの形からのパス回しでサイドで数的優位を作り、一気にドリブルでしかけるスタイルで試合の主導権を握る。湘南はこの攻撃スタイルの対応に手を焼き、更に前から寄せてくる守備にも苦戦。徐々に対応してきた湘南はライン間に入る事で少しずつパスがつながるようになり、チャンスを作り出す。前半6分先取点を奪ったのはCANA CRAVO。9番富田選手がゴール前で強引に切り込み、こぼれ球を素早く左足で押し込む。反撃に出る湘南に対してCANA CRAVOはセット交代を行い、湘南の攻撃に対応する守備を徹底。湘南も体を張った守備で追加点は与えないが、決定機を防がれるなどなかなか得点を奪えないまま前半は終了した。

 後半に入り、無理にパスをつながず、シンプルに攻める方法をとった湘南はピヴォへのパスを浮き球にしたり、ディフェンスとGKの間のスペースにボールを入れるなどして守備ラインを下げさせる事で徐々にチャンスを作り出す。GKが前に位置する所の頭上を狙う事で飛び出しの良いCANA CRAVOのGK12番廣瀬選手のカバーリングをしづらい状況を作ると後半8分湘南に待望の同点弾が生まれる。左サイド14番加門選手のカットインからゴール前にスルーパス。そこに飛び込んだ23番山室選手がスライディングで合わせる気迫のゴール。勢いに乗り逆転を狙いたい湘南に対してCANA CRAVOは得意のドリブルで湘南を翻弄。後半12分に11番石川選手が右サイドでディフェンス抜いてから豪快なシュートを決めると、更に残り22秒にも10番塚八選手がパスカットから中央を独走。GKとの1対1を思い切り蹴り込み3-1として勝負あり。伏兵CANA CRAVOが勝利を収めた。

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