得点者:1分3番関根選手(BORBOLETA)、11分21番多田選手(Aventura)、20分14番河村選手(Aventura)、28分14番河村選手(Aventura)、31分18番南選手(BORBOLETA)、37分5番高木選手(BORBOLETA)
先制点は試合開始間もない前半1分、右サイドからのチョンドンをループ気味にゴール前へ入れたボールに頭で3番関根選手が合わせて先制。しかしこの日のAventuraは守備のやり方が明らかに変わっていた。ボックス型に取り組んだ今季、失点が増えた事もあり、通常のダイヤの形に変更。基本マンツーマンで受け渡しを行うオーソドックスな形となった。やり慣れている事もあるか、ボールに強く寄せる事で徐々に守備が安定してきたAventuraがサインプレイからペースを掴み出すと11分、左キックインからのサインプレイで21番多田選手がインサイドボレーを決めて同点に追い付く。BORBOLETAはAventuraの守備を崩そうとピヴォアラチェンジを多用しライン間を使う事でリズムの良いボール回しを行う。しかし前半残り8秒、フィクソへ寄せてボールを奪った14番河村選手がそのままゴールを決めて2-1とAventuraが逆転してハーフタイムを迎えた。
後半もお互いの持ち味を生かした試合展開となるが、後半8分パス回しからDFを寄せて一気に逆サイドへ展開。仕掛けた3番廣田選手のシュートは防がれるが、こぼれを14番河村選手が押し込み3-1とリードを広げた。後半に入り、BORBOLETAは4番北隅選手を前線に配置し、起点を作る形が機能し始めた31分、クイックスタートで始めてボールを受けた18番南選手がドリブル突破から左足でのシュートが決まり、3-2と1点差とする。17分にはBORBOLETAがクワトロの動きからゴール前にできたスペースに走り込んだ5番高木選手が決めて3-3の同点に追いついた。残り約3分、お互いに果敢に攻撃に出るが得点は生まれず3-3。下位リーグとは思えないレベルの高い見応えのある試合は勝ち点1ずつを分けあった。Aventuraは貴重な勝ち点を積み上げてceu paletaにプレッシャーを与えた。