得点者:10分オウンゴール(浦安)、10分1番吉川選手(浦安)、18分20番池田選手(第2PK:浦安)、18分オウンゴール(Estrela)、24分18番和泉選手(浦安)、40分7番高橋選手(浦安)
開幕からの無失点勝利を続ける浦安の先発はピヴォセット、GKは12番本多選手の布陣。Estrelaは序盤、前からプレスをかけて浦安を押し込みチャンスを作り出すが、決める事ができない。浦安は3分程でクワトロセットに交代。このクワトロセットでディフェンスの裏に抜ける動きが出てきた事でボールが回り始め、徐々に浦安のボールポゼッションが高まってくる。更に3分程でピヴォセットに変更しても浦安が優位に試合を進める。すると前半10分左サイドのキックインから浦安8番岡林選手のチョンドンシュートがオウンゴールを誘い、浦安が先制点を奪う。更に直後にも同じように左サイドチョンドンで8番岡林選手が放ったシュートの跳ね返りを1番吉川選手がインサイドボレーで押し込み、2-0とリードを広げる。Estrelaは徐々に攻め手を失い、前からプレスをかけてくる浦安に対してパスで回避しようとするが、攻撃の形が作れず、シュートの機会を失っていく。逆に浦安はEstrelaのプレスを回避し、チャンスを作り出す。浦安は途中、クワトロセットに20番池田選手を入れてピヴォセットへと変更。ピヴォを有効に使える機会が増え、浦安得意のパス回しが更に冴えを見せる。後半18分、5ファールを重ねていたEstrelaがペナルティエリアやや左側の1m付近で6つ目のファールを犯すと、一旦ベンチに下がっていた20番池田選手がピンチキッカーとして登場。第2PKスポットではなく、ファールのあった場所からの壁なしFKを選択する。長い助走距離を取って思い切り蹴り込むと、このシュートがニアサイドを抜いて3-0と点差を広げた。しかしEstrelaも直後に左サイドを突破した9番足利選手のシュートがディフェンスに当たりオウンゴールとなる。この失点で浦安は無失点記録が途絶えた。
後半に入り、前半の勢いをそのままに攻撃したいEstrelaだったが、次の得点は浦安が決める。後半4分、コート中央でピヴォの位置に入った13番阿部選手が落としたボールに走り込んだ18番和泉選手がシュートを決め、浦安は再び3点差をつける。Estrelaは後半13分頃から9番足利選手のドリブルをアクセントに優位に試合を進め、何度もビックチャンスを作るが、後半から入った浦安GK17番杉山選手がビッグセーブを連発。特に一旦止めた後の素早い置き上がりやシューターとの間合いが秀逸でEstrelaに傾きかける流れをせき止める。後半17分からEstrelaは7番竹山選手をGKにしてパワープレイを開始。すぐに浦安もタイムアウトを取り、パワープレイ対策を指示。浦安はマイボールとなった後半40分、素早いパス回しでディフェンスを撹乱し、フリーとなった7番高橋選手が左足でダメ押しゴールを決めて5-1。浦安は初失点を喫したが、磐石の5連勝。この勝利で1stステージ首位を決めた。Estrelaは後半のチャンスを一つでも決めていれば、と悔やまれる敗戦となった。