得点者:1分18番南選手(BORBOLETA)、1分11番青山選手(Aventura)、9分3番関根選手(BORBOLETA)、12分4番北隅選手(BORBOLETA)、23分9番岡田選手(BORBOLETA)
今季まだ勝利がないチーム同士の試合は前半開始早々得点が生まれる。前半1分、BORBOLETA18番南選手がゴール前のスペース入り込みパスを受けるとGKを巧みにかわして先制点を奪う。しかし再開後のキックオフからボールをつないだAventuraが11番青山選手の左サイドからのシュートがゴールに決まり、すぐさま同点に追い付く。試合は一気に活性化し、BORBOLETAが積極的に前からプレスをしかけ、右サイドに起点を作ってシュートへ持ち込む形を作る。Aventuraは早めに、ピヴォに張る3番廣田選手へボールを集めようとするが、少し前に急ぎ過ぎる傾向もあり、良い攻撃の形が作れない。それでもシュートの意識は高く、キックインのチョンドンも含めてチャンスがあれば積極的にシュートを狙う姿勢が見えた。BORBOLETAはAventuraのボックス型の守備の浅目の位置に入り、守備を絞らせてから右サイドを狙う形が多く見られ、スカウティングを活かした意図が統一されている感が見えた。AventuraもBORBOLETAが前から来た時に裏のスペースを狙う等、BORBOLETAの守備へ対応していた。ポゼッションを高めてきたBORBOLETAは前半10分、左サイドゴール前でフリーでボールを受けた3番関根選手がゴールを奪い勝ち越しに成功する。BORBOLETAは更に13分にも4番北隅選手がミドルシュートを決めて3-1とリードを広げ、前半を終えた。
後半に入り、前半同様優位に進めるBORBOLETAは後半4分、カウンターから3対1の形を作り、最後は左サイドに走り込んだ9番岡田選手がゴールを奪い、4-1と更に点差を広げた。Aventuraは10分過ぎから良い形でピヴォを使えるようになり、これに対応してくると、フィクソやアラがライン間のスペースを使う等リズムよくボールが回り、シュート数も増えてくる。しかし高い集中力で守るBORBOLETAの守備を崩しきれず、4-1のスコアでBORBOLETAが今季初勝利を挙げた。