FUGA Ladies 5-0 ASV PESCADOLA町田Bailarinas
得点者:1分21番勝俣選手(FUGA)、8分21番勝俣選手(FUGA)、11分14番古賀選手(FUGA)、16分6番磯飛選手(FUGA)、24分8番秋元選手(FUGA)
開幕しての2戦を終えた成績が1勝1敗のFUGAと2連敗と勝ち点の無い町田の対戦。試合開始早々に21番勝俣選手がGKとの1対1でGKをかわそうとしてGKに間合いを詰められ、防がれたものの運よく足元に収まり、これをゴールへと流し込み幸先良い得点で先制すると、続く8分にも右サイドのキックインからのボールを21番勝俣選手ヘディングで押し込み追加点を奪う。更に11分にもFUGAは中盤左サイドで8番秋元選手がパスカットから持ちあがると、ゴール前に折り返したボールをゴール前で14番古賀選手が合わせて前半の内に3点差を付ける。前半は町田の寄せに対してダイレクトを使った素早いパス回しで回避したFUGAが優勢にボールを保持した。町田はPivo2番海老名選手のキープ力を生かる為の縦パスは入るもののシュートまで持ち込めず、更に思い切りの良いドリブルで勝負をしかけていた14番守田選手が途中怪我で負傷を追い攻撃の糸口をつかめない前半だった。
後半もFUGAが優勢。16分に昨季まで町田に在籍していた16番磯飛選手のゴールで更に点差を広げると町田はジリジリと押される展開が続く。町田は顔を出す動きが少ないのかボールを持つ時間が長く、早い寄せでパスコースを限定されパスが続かず、ペースがなかなか掴めない状況が続き、パスを受けても前を向けないでいた。一方のFUGAはチョンドンをほぼやらずにゲームを丁寧に作ろうという姿勢が見えた。最後は24分、GKスローからカウンターを見せたFUGAが一度は町田GKに防がれたもののすぐにボールを奪った8番秋元選手が素早く放ったシュートがニアサイドを抜き5-0。町田をシュート5本に抑え、シュート数41本のFUGAが今季2勝目。消化試合に違いはありながら、得失点差で暫定2位に浮上した。町田は悔しい3連敗。選手の入れ替えの影響もあり、まだ攻撃のイメージが共有できていない様子も伺えた。これからの反撃に期待したい。